今日はなんの日?9月5日は「石炭の日」

9月5日はなんの日??ということで今日もまたいろいろと記念日が制定されています。

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9月5日の主な記念日

  • 国民栄誉賞の日: 1977年9月5日に、王貞治選手が通算756号ホームランを達成し、日本初の国民栄誉賞を受賞したことにちなみます。
  • 国際チャリティー・デー: 2012年に国連によって制定された国際デーで、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの没日にちなんでいます。この日は、慈善活動やボランティア活動の重要性を世界に向けて発信することを目的としています。
  • 石炭の日(クリーン・コール・デー): 日本鉄鋼連盟や電気事業連合会などが1992年に制定した記念日で、「ク(9)リーン・コ(5)ール」の語呂合わせからきています。石炭のクリーンエネルギー化をPRするための日です。
  • ライトニング・マックィーンデー: 映画『カーズ』の主人公ライトニング・マックィーンの車体ゼッケンナンバーが95であることにちなみ、ウォルト・ディズニー・ジャパンが制定した記念日です。
  • 球根で求婚記念日: フラワーガーデン花恋が制定した記念日で、男性から女性へ求婚するきっかけとして球根を贈る日とされています。「きゅう(9)こん(5)」の語呂合わせから来ています。

一般に大きいのは国民栄誉賞の日なんでしょうか。でも鉄道派としてはやっぱり外せない「石炭の日」。

 

そもそも「石炭の日」って?

石炭の日(クリーン・コール・デー)は、毎年9月5日に制定された記念日で、石炭のクリーンエネルギー化を促進することを目的としているとのこと。
この日は、石炭関連団体によって構成されるクリーン・コール・デー実行委員会が1992年に制定しました。蒸気機関車とか鉄道関係ではなく石炭産業としての記念日というわけなんですよね。

石炭の日の由来と目的

    • 由来:前述のように 「クリーン(9)」と「コール(5)」の語呂合わせから。
    • 目的: 石炭エネルギーの利用における環境負荷を低減する技術、クリーンコール技術の普及と理解を促進することを目的としています。ただ石炭は二酸化炭素の排出量が多いことで環境問題としてはやり玉に挙げられがち。というか煤煙なども含て悪者にされることも。今はクリーンに利用する技術開発が進められています。

 

鉄ファンとしては石炭=蒸気機関車

鉄道ファンとしては石炭=蒸気機関車と瞬間的に思考が短絡しちゃうわけなんですけれども、それはもう仕方ないですよね。
世代的にSLは観光列車でしか実物見たこと無いですが、あの鉄の塊!という巨体がずっしりと動いていく様子は他の鉄道では味わえない魅力があります。と同時にあれだけ可動部が多い、しかもかなり古い「機械」を動態で維持させるのって凄いことだな、と感動もあります。

というわけで石炭。蒸気機関車としてはたくさんありますが、やはりここは有名なD51を推しておきます。

国鉄 D51形 お召し列車 予備機

アイキャッチ画像"作例画像'

1935年より鉄道省が製造したテンダー式蒸気機関車です。貨物輸送だけでなく旅客輸送にも用いられました。1971年にお召列車の予備機として準備された758号機です。

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国鉄 D51形 全流形

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1935年より鉄道省が製造したテンダー式蒸気機関車です。貨物輸送だけでなく旅客輸送にも用いられました。生産数は1152両と最大であり、日本全国の路線で活躍していました。22、23号機はドーム部分が特に大きく「スーパーナメクジ」の愛称があります。

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国鉄 D51形 奈良車

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1935年より鉄道省が製造したテンダー式蒸気機関車です。貨物輸送だけでなく旅客輸送にも用いられました。奈良運転所のD51形は月と鹿のエンブレムが取り付けられていました。

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専用線なら過去にもたくさんありました

鉱山は大量の鉱石や不要な土砂を運搬する必要があるわけで、まさに鉄道とセットで運営されることが多いんです。山岳国家である日本でも鉱山が多い、すなわち鉱山に関連する路線がたくさんありました。もちろん石炭を掘る「炭鉱」とその専用線も各地にあったわけですが……

ただ社会情勢の変化で閉山が相次ぎ、今は商業的に創業している炭鉱はゼロ。研究用として釧路炭鉱があるくらいです。

ちなみに釧路炭鉱はかつて専用線がありまして、比較的近年まで運営されていました。

太平洋石炭販売輸送 D700形 旧塗装

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1977年に導入されたディーゼル機関車です。55t機です。国鉄DD13形に類似した外観になっています。エンジンもDD13形と同じ直列6気筒のDMF31SBが搭載されています

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太平洋石炭販売輸送 D800形

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1966年に製造されたディーゼル機関車です。国鉄DD13形と類似した設計となっています。1999年に釧路開発埠頭の廃線に伴い譲り受け、導入されました。

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太平洋石炭販売輸送 DE600形

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1970年に登場した電気式ディーゼル機関車です。GE社のナローゲージ用機関車を日本車輌がノックダウン生産した車両です。全長11.8m、55トン。

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太平洋石炭販売輸送 セキ6000形

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日本で唯一の連接式貨車で、2車体3台車で1ユニットを組んで運用されています。14編成28両が在籍していました。

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これまた魅力的な貨物列車だったんですが、残念ながら廃線に。

 

エネルギー政策が太陽光発電などにシフトしている現状、国内の炭鉱が再び再開する可能性……それも専用鉄道まで含めて復活することはほぼ無いのだろうななんて思います。

今日の鉄道の出来事

  • 1888年:碓氷馬車鉄道開業
  • 1895年:奈良鉄道(現:JR西日本奈良線)、京都駅~伏見駅間開業。
  • 1903年:官設鉄道(当時は路線名称なし、現:肥薩線)大隅横川駅~吉松駅間開業
  • 1906年:東京市内の路面電車の運賃値上げに反対する電車焼き討ち事件
  • 1909年:鉄道院山陰東線(現:山陰本線)、豊岡駅~城崎駅(現:城崎温泉駅)間開業
  • 1926年:東武鉄道根古屋線(現・【廃線】)、小川町駅~根古屋駅間開業。
  • 1930年:名古屋鉄道(初代)が名岐鉄道に改称
  • 1957年:仙山線、仙台駅~作並駅間で日本初の交流電化営業開始
  • 1963年:地下鉄銀座線爆破事件
  • 1974年:東海道新幹線で食堂車営業開始
  • 2005年:中央線快速・青梅線に女性専用車両を設置

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