【保険】台風21号の屋根被害、火災保険で全額補償されました

実は昨年の台風で被災しまして、幸いにも人的被害はなかったのですが屋根瓦が落ちてしまうという被害を受けておりました。おかげで盛大に雨漏りするように…。

これが被災したときの写真。瓦が飛んだ…というよりも飛んできたものやめくれた瓦がぶつかってあちこちに割れだとか穴が空いている状態です。

 

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電柱も倒れたので停電は1週間位続きました。このへんのエピソードはまた改めて後日に。

 

 

なお、私が住む地域のほとんどが同じような被害を受けまして、今でもまだブルーシートと土嚢を屋根に乗せている家はあちこちにあります。東京五輪関連の工事や北海道地震や大阪北部地震、中国四国豪雨の復旧ため建築資材と人員が全く足りていない状況だそうで…。最近になってようやく建築足場が組まれた家を見かけるようになったなーと思うくらいです。

 

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屋根の修理費は案外と高く、選択の幅が狭い

屋根の修理費というのは他の場所に比べて高くなる傾向があります。理由は簡単で足場を組む必要があること、作業範囲が広くなること(雨漏り防止のため破損箇所周囲を広く補修しなければならない)、危険なので作業費が高くなること…などなど、様々な理由があります。

我が家の修理見積もりは総工費で約240万円でした。

 

 

これに占める「瓦代」は50万円だけ。自身に備えて軽量瓦を選択したんですが、仮に普通の瓦にしたところで見積額は10~15万円くらい下がるだけでした。その他にかかる費用は作業工賃、足場代、廃棄物処理費用など削れないものばかり。また相見積もりもしましたが値段的にはほとんど変わらず。

そういう意味では屋根補修においては選択の幅は狭いのかもしれませんね。

 

 

そうそう、ブルーシートを掛けておりますので「この辺で工事してます。今契約してくれれば一緒にできるんでお安くなります」という飛び込みの営業の方も結構いらっしゃいました。

台風の後は...悪徳修理業者に警戒を! 「放置すると雨漏り」などと不安あおり高額請求 - ライブドアニュース
台風のあとには、悪徳修理業者の存在に注意する必要があるという。点検は無料だが、300万円もする修理を強引に迫られることも。150万円を支払ったが、4カ月たっても工事が始まらないという相談もある

でもこういう話もありますので、その場で契約は絶対にしないようにしてくださいね。自治体によっては注意喚起や相談窓口の設置など行われていますので是非、チェックしてみてください。

実家のある大阪府泉南市だとこんな感じに。

台風のあとの悪質商法にご注意ください!

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高額になりがちな屋根補修のため火災保険を

実は台風による家屋の被害には火災保険が適用されます。また家だけでなく家具や家電製品といった家財についても契約によっては補償範囲に含まれたりします。

 

私が入っていたのはこの「GK すまいの保険(家庭用火災保険)」です。

GK すまいの保険(家庭用火災保険)

https://www.ms-ins.com/personal/kasai/gk/

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家屋に対する総合的な保険で、火災や台風、水害などの災害だけでなく不足の事故による破損も補償に含まれます(契約による)。

 

屋根修理はほぼ全額補償でした

今回、我が家含めて地域全体の被害が大きかったということもあってか、見積もりと同額の保険金がおりました。一般的には7~8割くらいという例も聞いていたので大変助かりました。

知人は風災補償は入っていなかったので全額自費になりました。被害が少なかったとは言え数十万ほどの修理費がかかるそうで、そう考えると保険は入っておくべきだなーと思いました。

 

念の為、満額でなかったことも考えてこの大阪府の無利子融資制度も検討しておりました。台風や大阪北部地震の被災については最高200万円(300万円)まで無利子融資を受けられるという制度です。知人はこの制度を利用するそうです。手続きが結構に大変だったようです。

大阪版被災住宅無利子融資制度

(3) 融資条件
ア 融資額:1被災住宅あたり200万円以内(全壊・大規模半壊・半壊の場合は300万円以内)
(複数の罹災証明書をお持ちの方でも融資額は200万円以内(全壊・大規模半壊・半壊の場合は300万円以内)です。)
イ 返済期間:10年以内
ウ 融資金利:0%

大阪版被災住宅無利子融資制度

こういった行政による支援制度はいろいろと準備されています。情報を漏らさないように、お住まいの自治体のサイトを定期的にチェックしておくといいかもしれませんね。

 

 

余談ですが…保険内容の選択にはハザードマップを

この手の保険は契約プランが多岐にわたっており、補償内容によって保険料も大きく変わってしまいます。

無駄な保険…というとおかしな言い方になってしまいますが、想定されにくいものについてはいっそ省略して保険料を節約するという手もありなのではないかなと思っております。

で、そういう時に参考になるのがこのハザードマップ。地震や津波、浸水害といった危険度が地図でわかりやすく公開されています。

おおさか防災マップ
http://www.osaka-bousai.net/pref/PreventMap.html

これをみる限り、現住地は水害の可能性は低いので浸水害の補償は切っておきました。これで5年契約で5万円くらい変わってきます。万が一のことを考えると保険には入っておいたほうが良いのかもしれませんけれども…。

保険料も案外と高いものですので賢く選択したいものですね。そのためにも情報収集と少しの勉強は大事です。

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