「ざんねんなのりもの事典」に出てきた電車は本当に残念なのか??

巷で話題というかプチ炎上気味になっている講談社の「ざんねんなのりもの辞典」。

【これは失敗作? いやいや、ちょっと「ざんねん」なだけ】 公式紹介より

という乗り物を解説した「ざんねん」シリーズの本となっています。

残念な理由については技術や社会背景まで踏み込んだ深い解説本ではなく、「狭くて揺れるから残念!」みたいな、わかりやすい内容になっているそうで。

なお内容については購入していないので不明ですが、アマゾン等での試し読み、またはPR用資料で確認した範囲では……
「あながち間違いじゃないけど、なんか薄いな」もしくは「なんでこの車両が??」という感じ。
いうなればコアな鉄道ファンでもない、単に再生数稼ぎのためのyoutubeの解説動画みたいな。

ちなみに監修や著者名は明かされていません。「講談社著」みたいな。
Xでは「寄せ集めライターによるものでは」なんて書き込みも見かけたり。

 

スポンサーリンク

でも本当に残念なの?

ということで公開されている目次の範囲について鉄道分野だけを抽出してみました。

見出しについては「ざんねんなのりもの事典」の公開されている範囲から抜粋しています。

みなさんも「ざんねんな部分」を想像し、思い浮かべながら車両を見ていってくださいね。是非。
途中「なんでこれが?」と思うものが結構あるはずです。

※見出し部分は「ざんねんなのりもの辞典」に準じています。
 プレス資料だと誤字が結構有ったのでそこは修正済(「差フィール踊り子」とか「JRひがしん異本E259系」とか)。

【PART1】出過ぎた杭は打たれまくった!?

JR西日本500系新幹線

いわずと知れた新幹線車両。戦闘機のような形状は老若男女問わず「かっこいい」と人気ですよね。
空気抵抗(トンネル微気圧波)の軽減のために断面積が丸くなっており、そのために車内空間は他の新幹線に比べると確かに狭いという意見は多いかも。その点が「残念」とされたのかもしれませんが……

営業用車両でここまで最高速度に振り切った設計を、そして大きなトラブルもなく長期にわたって運用できたというのはJRのの技術の賜物であり、残念どころか称賛に値するものだと言えるのではないでしょうか。

JR西日本 500系 新幹線
JR西日本 500系 新幹線 画像出典wikipedia:  基礎データ 最高速度300km/h以上での営業運転を前提として開発された新幹線で、とがった先頭形状が特徴です。 ■車体サイズ 全長:27.0(先頭)・25.0(中間)m |全高:3.69m |全幅:3.38m 軌間:1435mm ■最高速度 270km/h ■運用年 1997-~ 1997 ? ■製造数 144両 ■電力方式 交流250...

 

南海電鉄50000系「ラピート」

関西空港開港とともに登場した南海電鉄のフラッグシップトレインがこのラピート。空と海をイメージした青い塗装色と先進的なデザインには驚いた人が多かったはず。
(ライバルとも言えるJRの「はるか」が落ち着いたデザインであったのと対象的に)

乗り心地は良いし落ち着いた車内空間ですし、沿線住民としても残念ポイントはわかりませんが、残念ポイントを強いて言うならば……「ドリンク無料サービス」が全部持っていっちゃう人のおかげですぐ廃止されたことくらい??
(もしかして:ざんねんな乗客)

南海電鉄 50000系 「ラピート」

 

広島電鉄5000系「グリーンムーバー」

日本最大級の全長を誇る営業用車両!シーメンス・コンビーノシリーズの一つでAn-124輸送機に載せられて日本へやってきたという点でも大きなニュースとなりました。

 

座席数が少ないものの低床率100%の車体は乗り降りしやすく、少なくとも当時は話題性を含めて大成功であったはず。いまでこそもっと低コストで堅牢な低床車は色々ありますけれどもね。
なんといっても製造は1999年~ですから。

広島電鉄 5000系「グリーンムーバー」

100万円のJRクルーズトレインななつ星in九州

2014年に投入した豪華寝台特急「ななつ星」専用の牽引機関車です。古代漆を基調としたロイヤルワインレッドの塗装色が特徴です。また静粛性のため連結器が好感されている他、排気ファンやサイレンサーといった防音性能が基本番台に比べて大きく強化されています。

表紙にイラストがあったのですが、どの章にあるかは不明。というか残念ポイントも本当に謎。

高額すぎて残念みたいなオチなんでしょうけれども、実は簡単にはチケットが取れないくらいに人気です。少なくとも国内で「ハイグレードな鉄道旅」を実現したのは大成功と言えるのではないでy草加。

JR九州の「ななつ星」10年 3泊170万円、衰えぬ人気
by 日経新聞

https://pepar.net/jr_kyusyu_df200_nanatu

JR貨物EF200形電気機関

ハイパワーすぎて変電所が耐えられないということが分かり、パワーが封印されたという点で残念なEF200というのは「残念」な鉄道としてはある意味で鉄板ネタ。

 

もちろんこれは開発スタート後にバブル崩壊による景気減速が起きたこともあり、当初予定していた送電設備の更新が計画通りに行えなくなったという社会的な事情もあるので残念にあたるかはなんとも……
ただ車両自体は当時の最先端技術をふんだんに盛り込み、1,600t牽引可能な機関車として設計されているなど後の電気機関車へ与えた影響は極めて大きい車両とも言えるでしょうか。

JR貨物 EF200形 量産機

 

JR東日本E261系「サフィール踊り子」

2020年導入のJR東日本の特急型電車です。東京、新宿と伊豆急下田間で運行される「サフィール踊り子」用の車両です。JR東では初となるプレミアムグリーン車が編成されています。

これについては残念ポイントが全く分からず……。誰か教えてください、いやホントに。

JR東日本 E261系 「サフィール踊り子」

 

【PART2】生まれたときから、ざんねん

JR東海300系新幹線

東京~大阪間で航空機へ対抗するために開発された時速270km/h新幹線がこの300系新幹線です。車両だけでなく線路設備や変電設備も改良されたということで、今の新幹線の基盤を形作ったという、ある意味でマイルストーンの一つとも言える車両だとは思うのですが……

 

お試し読みの範囲外なので講談社さんの言う「残念ポイント」は本当、不明です。当初のトラブル続出の件で「生まれたときに残念」みたいなことなんでしょうか。

JR東海 300系 新幹線

 

桃花台新交通

1991年開業の新交通システムです。各終点にあるループ線で方向転換するため、乗降口は進行方向右側だけとなっています。廃線の原因は名古屋市内へのアクセスの不便さ、ニュータウンの人口減少傾向など。廃止は2006年とかなり早いものでした。

ちなみに片側ドアであったのは製造コスト、メンテナンスコストの削減のため。結構大きな意味があったんですよね。廃線は早かったものの大きなトラブルもなく走りきったという点では、これまた「ざんねんなのりもの」に当たるかはなんとも……

行政の見通しの甘さから不運であったというのであれば「残念無念」ですが。

桃花台新交通 100系

 

185系特急形電車

1981年に登場した国鉄の直流形特急電車です。特急だけでなく通勤通学車両としても利用可能なように車内設備もあわせて新しく設計されています。
「踊り子」といえば185系!というイメージの人は多いのではないでしょうか。

こちらも「残念ポイント」はなんとも不明……
特急用途で長年活躍した上に伊豆、草津方面への特急の代名詞(イメージ)にまで昇華しているわけで。

画像:株式会社講談社 「ざんねんなのりもの辞典」 プレス用資料より

試し読みの範囲では「器用貧乏で特急ではサービス弱すぎ、通勤用途では2扉は不便で残念」「B級で地味」というものでした。B級って…

JR東日本 185系 湘南ブロック色

 

姫路モノレール

1966年に姫路博会場へのアクセス用として建設されたモノレール路線です。1000形は片運転台車です。

1966年開業で1974年休止、1979年廃止というデータでみれば確かに「ざんねん」なのかも……。でも放置気味だったとはいえ長年にわたって車両が保存されていたことや、それがまた近年に脚光を浴びて再活用されたとか、象徴的なビルの中の大将軍駅ですとか。
文化的な側面で見れば決して残念などではないはずで……

姫路市営モノレール 100形

 

鉄道代替BRT

どのBRTを指しているのかは不明。いわゆる鉄道から転換したバス専用路線を「ざんねん」としているんでしょうか。

鉄道ファンからすれば確かにレールが消えるのは残念ですけれどもね。

でも社会課題として考えてみれば……輸送密度やその柔軟性というBRTのメリットを選ぶことは、決して残念などではなく(たとえそれしか無かったとしても)、むしろ「ざんねん」と嘲笑する事こそが残念といえるのではないかなーと。

JR九州 BRTひこぼしライン BYD J9型 しゃくなげカラー

 

ガイドウェイバス

名古屋ガイドウェイバスで運用されている車両です。見た目はバスですが法令上は鉄道(気動車)として扱われています。案内条軌によるステアリング操作が行われます。

うーん、残念ポイントは不明。
他に普及しなかったとか、次の更新が出来ないのでEVバスしか選択肢がないという点で「ざんねん」なんでしょうか??

yutorito_gb1000

 

広島スカイレール

広島のみどり口駅からみどり中央駅までのスカイレールサービス路線です。1998年開通。懸垂式モノレールとロープウェイを組み合わせたスカイレールシステムが使用されています。団地へのアクセス手段として導入されました。

独自システムであったことから更新が難しくなり、それにより2024年に廃止。
その点で残念?

スカイレールサービス 200形

 

 

愛知高速交通(リニモ)

日本初の常電導吸引型 (HSST) によるリニアモーターカーとして愛知万博へのアクセス用として開業。

営業最高速度約100km/hで浮上式ならではの静かな乗り心地はリニモならでは。この手のアクセス路線というと万博終了後は運営が厳しくなるイメージがありますが、行政による企業誘致や地域開発の取り組みが奏功して黒字化にも成功。地域の足(お出かけの電車)として定着しています。

ってことで個人的な残念なポイントは見当たらず。
しいていえば……正式名である「愛知高速交通東部丘陵線」なんて誰も呼ばないことでしょうか。

愛知高速交通 リニモ 100形

 

小田急70000形GSE

2018年に導入された小田急の特急型車両です。ロマンスカーとしての優雅さをコンセプトに、またビジネス輸送にも考慮して座席コンセント等を設置するなど、車内環境は従来車に比べると大幅に向上しています。

これに関しては残念ポイントは本当に見当たらず……

内装の質も、展望性・眺望性もロマンスカーとして恥じないレベルだと言われています。従来よりもバリアフリー設備も進化しており、特にトイレは車椅子でも入れる大型のものも良いされています。

少なくとも「生まれたときから、ざんねん」は全くわかんないです。

小田急電鉄 70000系 「ロマンスカーGSE」

 

ドリームランドモノレール

ゴムタイヤを使用した「東芝跨座式」のモノレールです。台車方式を採用していますので高速運転時でも安定した走行が可能でした。

残念な乗り物ないやん!!と今まで書いてきましたけども、ドリーム交通だけはさすがに残念といえるのかも……

なにしろ車体設計が計画と違うんですよね。設計段階で30トンであるべきものが実測値で約46トン。1.5倍に。
おかげでその重量のためにタイヤのパンクも多く、定員数を少なくするなどの対策も取られましたがコンクリート橋脚に微細な亀裂が入っていることが判明。
緊急的に運転休止が決定されそのまま復活せず廃線となりました。なお開業から休止までわずか1年半というスピード……

ドリーム交通モノレール 10系 「エンパイア号」

 

【PART3】本気なのに、ざんねん

JR北海道キハ285系

特急列車の速度向上を目的にJR北海道が開発した新型傾斜システムを搭載した気動車です。様々な事情から量産化には至らず、試作1編成のみの製造に留まりました。

ハイブリッド式システムなど新機軸の技術をふんだんに盛り込んで開発されたのがこのキハ285系。導入されていればJR北海道のフラッグシップトレインになったであろうポテンシャルをもっている車両だったんですが……時期が悪かった。
不祥事と赤字続き、人員の不足というのもあってカネ・ヒト・ジカンがかかる最先端車両を導入するにはJR北海道にはちょっと厳しい状況に。

本格的な走行にも至らず廃車解体となってしまったのは「残念無念」なのは確かかもしれません。

JR北海道 キハ285系 試作車

 

リニア中央新幹線

JR東海が2027年開業を予定している中央新幹線用車両です。浮上式超電導リニアモーターカーとなっており、最高時速は500km/hとなっています。2027年の開業を目指して着々と開発が進められています。
→2024年6月に「2034年以降に繰り下げ」と発表

政治的な理由で開業がどんどん遅れているという点でざんねん?

https://pepar.net/jr_tokai_l0_kai

 

 

【PART4】あまりにも狭い、彼らの居場所

JR西日本285系サンライズ

機関車の牽引が不要な電車タイプの寝台列車として1997年に登場したのが285系電車になります。東京~出雲・東京~高松を結ぶサンライズエクスプレスとして運用されています。
内装は住宅メーカーと共同開発した木材が使用されており、温かみのある車内空間を実現しています。

これも残念なポイントはよくわからず。「あまりにも狭い、彼らの居場所」っていう本の見出しの意味もなんとも。
内装的なという意味合いで言えばノビノビ座席は広くて快適だし(人の目は気になるけど)、もちろんちゃんとした座席も

JR西日本 285系 「サンライズエクスプレス」

 

JR西日本117系

京阪神地区の新快速向けに1979年頃より製造された国鉄の直流近郊形電車です。100番代は側面窓が1段下降式に変更されています。

色合いは白基調から黄色単色、オーシャンブルーに銀河色までさまざまな117系。

「あまりにも狭い」という章にあるのですが、個人的な記憶からすれば広めの座席で決して窮屈な思い出はなかったですけれどもね。

JR西日本 117系100番台 新快速色

117系、車両の設計・素性の良さからも大きなトラブルなく走り切り、さらに近年は観光列車「WEST EXPRESS 銀河」に改造されているのも皆さんご存知の通り。

 

DMV

2019年に開発されたデュアルモードビークル(DMV)です。線路と道路の両方を走ることができ、線路の敷設をせずとも路線の延長が可能、もしくは走行経路の変更が容易というメリットがあります。

JR北海道で試験されていたものはコスト面で断念されましたが、南阿蘇鉄道では営業車両としてDMV活用が実現しています。
あくまでバスカテゴリの車両のため耐久性や耐衝撃性では純粋な鉄道よりも見劣りしてしまう、そして独特な設計のため導入費用が高額になってしまうという弱点ももちろんありますが。

https://pepar.net/asakaigan_dmv93_933

 

JR東日本E259系「成田エクスプレス」

2009年に登場した成田空港へのアクセス特急用の電車です。253系の更新のため導入されました。2023年にはデザインのリニューアルが行われました。

JR東日本 E259系 「成田エクスプレス」

こちらも残念ポイントは不明。座席やスペースの活用度合はE253系よりも大幅に進化していますし……
2024年に飛行機ロゴが消えたのが「残念」?

 

小湊鐡道キハ40形

国鉄が開発した一般型気動車で、全国の非電化路線に投入されました。2021年にJR東日本から譲渡されたもので、小湊鉄道のオリジナルカラーで塗装されています。

小湊鉄道 キハ40系1 小湊鉄道色

「小湊鐡道」に限定される残念さがさっぱり分かんないのですが……
あれですか。国鉄色風と見せかけて実は小湊鐡道色になったのが残念みたいな原理至上主義派の(略

 

 

2階建てロープウェイ

新穂高ロープウェイは岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にある観光用ロープウェイです。第2ロープウェイでは日本で唯一の2階建てゴンドラが採用されています。定員数は105人。

新穂高ロープウェイ 第2ロープウェイ ゴンドラ 4代目

こちらも残念さは不明。1階に乗ると残念みたいな感じに言いたいのでしょうか。
でも、そもそも観光ロープウェイですので「日本唯一」というのは非常に大きな称号になるわけですよね。もちろん1階だと景色が見えないなんてことはないわけで。

ちなみに「2階建ロープウェイ 残念」なんて単語でGoogle検索すると、「強風で運休残念」というような書き込みが大半。

【PART5】時代に置いていかれた

24系寝台客車などの「ブルートレイン」

24系は1973~1980年にかけて量産された寝台特急用客車です。オハネフ25は2人用コンパートメント個室の寝台車となっています。北斗星用に寒冷対策のため引き戸となりました。

「時代に~」という見出しの章にまとめられているということは、寝台列車の衰退期で活躍できなくて残念って事なんでしょうか。
ただそれを言うのであれば24系に限らず社会情勢の変化(旅行という概念の変化)、また電信、IT技術の進歩による業務の速達性が高度に発達したことも含めて(そしていわゆるビジネス用途での利用減)淘汰が進んでいったというような、たぶん見開き1ページで収まる内容ではなくなってきそうな。

JR東日本 24系オハネフ25形「北斗星」

 

ジョイフルトレイン

どのジョイフルトレインなのか本紙みないとわからないので省略……

ただジョイフルトイレンという名前は今ではほぼなくなりましたが、観光列車として各地で新しく登場されています。つい先日も「はなあかり」のお披露目のニュースがあったばかり。

観光列車「はなあかり」10月デビュー、キハ189系を超豪華に改造:朝日新聞デジタル
10月5日にデビューするJR西日本の観光列車「はなあかり」。エリア内で順次運行が予定されているが、その第1弾は敦賀(福井県)―城崎温泉(兵庫県)間に決まった。 車両は気動車キハ189系を、地域が華や…

 

上野動物園のモノレール

2001年5月に30形の置き換えとして登場した懸垂型モノレール車両です。2両編成。上野動物園へのアクセス車両ならではとして、動物のラッピングが施されています。日本宝くじ協会の助成金による「宝くじ号」。2019年に設備の老朽化のため運用終了。2024年7月に路線廃止。

「時代に置いていかれた」というのもよくわからず……。「(レジャーや遠足で)これ乗ったなー」というように、特に首都圏の方は思い出がある人は多いのではないでしょうか。

老朽化で更新sなれず残念?

https://pepar.net/ueno_monorail_40

 

JR時代の8620形蒸気機関車

1914~1929年にかけて製造された中型の蒸気機関車です。8800形などの技術を応用して設計されています。

JR九州 8620形 蒸気機関車 「無限列車」

「JR時代」と限定されているのですが……残念ポイントとは?

ちなみに2024年3月まで「営業路線上を営業運行できる最古のSL」であったこと、多くの人の熱意と金銭的なものを含めたリソースを費やして運行を維持してきたことは称賛に値するものですし、決して「ざんねん」でカテゴライズするものではないのではーと思いますが、いかがでしょうか。


 

以上が分かる範囲でのざんねんのりもの(鉄道)です。バスや飛行機も掲載されているようですがそちらは範囲外なので省略。

…でまぁ、見出しにあった車両だけ並べましたが……実際にこれらって本当に「ざんねん」だったんですかね??
選出だけでも???と思うようなラインナップですし……

 

 

SNSやアマゾンレビューでは誤字、キャプションのミスなど編集、監修の雑さも指摘されています。

 

ペパるネット的には「ざんねんなのりもの」は?

個人的には皆Loveで残念なものなど無い!という教科書的な回答は置いといて。

例を上げるとすれば……

光明電気鉄道 デハ10形ですかね。

光明電気鉄道 デハ10形デハ11

明らかにオーバースペックな電車を投入するも、ずさんな経営ですぐに廃線となったという点ではまさに「残念」。ただ車両自体は素性が良かったようで、富山電鉄へ譲渡され1969年頃まで活躍していました。

 

 

 

ちなみに本来なら褒めちぎって、買うならここ!絶対面白い!みたいな誘導するんですけれども……
いろいろ思うところもあるんでそこは宣伝は一切していないです。
欲しいならアマゾンで勝手に探して買えばーってスタンスです。はい。

雑記
サイトの維持費と製作費のため、是非ともご支援お願いいたします🌞
シェアする
ペパるネット~ペーパークラフト電車図鑑~

コメント

タイトルとURLをコピーしました