【情景】京都鉄道博物館の展示スペースを作る

実は京都の鉄道博物館、昔行ったことあるんですよ。2016年夏。
まだ出来てすぐぐらいの頃ですよね。京都駅から数十分くらいかけて歩きました。

今はご時世的にも(お金や時間的にも)なかなか旅行なんてのが出来ないわけですけれども、膨大な量の展示や資料に圧倒されて凄く楽しかった記憶があります。
というか全部きっちり見ようと思えば1日じゃ足りません。

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展示スペースを作ってみる

というのをふと思い出しまして、勢いのままペーパークラフトで作ってみました。
京都鉄博には実在の車両が展示されるスペースは至るところにあるわけですが、その中でも一番奥には引き込み線を併用した展示スペースがあるんですね。


画像引用:京都鉄道博物館|フロアマップ

ここは展示車両の入れ替えが多く、トワイライトエクスプレスだったり、機関車だったり、新快速電車だったりとその時のイベントに応じて車両が変わります。
また中央には車両の屋根くらいの高さの通路が設けられていますので……

例えばこういうようなクーラーの詳細な様子を手が届きそうな距離から観察することも出来ます。

まずは通路から


まずは通路部分から。階段は踊り場のある2段階構造。
格子状のフェンスが左右にあって、通路高さは車両の屋根くらい…なので3~4mくらい?
写真を見ながら部屋の様子を想像しつつ形状を作っていきます。
また実際にはこの通路は天井からも吊り下げられているわけですが、さすがにそこは再現できないので省略していきます。

形が決まればあとは組み立てられるように展開図にするだけ。こちらも頭の中でパーツを分解・組み立てしながら接合する面を作っていきます。


細かい部分ですが通路の下にはライトが設置されています。
組み立ててしまうとなかなか見えない部分ですが雰囲気が出ますので簡単に描いておきます。


階段は段々に折っていこうかとも思いましたが、そこは省略。描き込みだけで階段風にしてあります。


こちらも細かい部分ですが階段の途中にある「降り口専用」というステッカーも。
ジオラマ製作をした方は分かるのですが、こういう細かい表示があるとグッと雰囲気が出るようになります。

壁面は描く


壁面もせっかくなので作りましょう。
前に行った時に撮った記念写真の中にちょうど壁が写っているものがあったのでそれを参考に壁のパネルを描きます。


車両を置く引き込み線部分は緑のリノリウム。こちらも写真をベースに作りました。
また先程に描いた通路裏側の展示用ライト。その反射があるだろうということで試しに床面の明度を上げてあります。

 

完成


壁面については折り曲げて立てるようにします。もちろん切り離してもOK。
立てる場合は別に用意している「足パーツ」を裏面に貼り付けても。
紙が薄い場合はボール紙やダンボールで補強しましょう。


通路はやや細かいパーツになりますので、いっそ省略してしまうのも良いかもしれません。また組み立てた場合でも貼り付けずに置くだけという手も。
実際の展示では高い天井からのライトが車両工場らしい雰囲気になっております。

車両を置いてみた

残念ながらトワイライトエクスプレスは完成品が紛失しちゃったので、手元にあったH5系と151系こだまを置いてみました。

行ったことがある方ならわかるのですが、実際にこんな感じに屋根上を見えるような展示通路になっています。普段見ることのできない場所ですのでこれが凄いのです。
201
スペースや混雑の関係で実際に見ることが難しい真横からの俯瞰もジオラマなら可能に。
チラッとみえるH5系が格好いいですね。

組み立て動画はこちら


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