いきなりですが。
実は私、結構な100円ショップマニアなんです。ダイソー、セリア、キャンドゥといった近隣のショップはほぼ制覇?しております。
模型や工作に代用できそうな物品探しですとか非常に重宝しておりまして
コロナが流行する前は毎週行っていたほど。
セリア JR貨物コンテナ(1/50スケール)
店舗にはいけないのですが、SNSでは100円ショップのトレンドはチェックしておりました。
その中でも特に気になっていたのが昨年末くらいからトレンドになっているこのアイテム。
そう、貨物コンテナ風のミニ缶。皆さんご存知だったでしょうか?
セリアとの共同開発によるアイテムのようで全部で6種類のコンテナがラインナップされています。
私が買えたのはこの30Aと30D。
20ftコンテナですね。
実物コンテナの長さが約6m。一方でこのセリアコンテナが11cmちょっとですので縮尺といえば1/50くらいになります。
一般的なプラモデルやフィギュア系は1/35と1/72。
トミカなどのミニカー系が約1/48~1/80くらい。
HOゲージが1/84くらい。
1/50スケール…と言えば縮尺がやや難しいですが、背景やジオラマ用に使うには面白いかもしれませんね。
中身は何もない、本当に”缶”だけです。
蓋は結構しっかりと閉まりますので、クリップですとか小物を入れるのにいいかもしれませんね。
上面部は積み上げやすいように溝あり。模型用コンテナではありませんので気になるところですが。
ちなみに他にも12ftコンテナもラインナップされているとのこと。こちらは売り切れで入手できませんでした。
50周年記念コンテナは特に欲しかったんですが…残念。
※こちらはペーパークラフト(当サイトで公開中)
コンテナ缶については表記などはかなり省略されていますが、色合いもJR貨物コンテナの色そのものです。卓上に並べておくだけでも楽しめそうです。
もちろん貨車も必要です
コンテナだけ並べるのもいいんですが、ここはやはり折角なので「貨車」も用意してみましょう。元になるのはこちら。コキ100。
実は過去に大きいサイズでも作っていたこともありまして、データはすでにあるんですよね(未公開)
その時の作例写真。1/64くらいで作ったはずです。
ですのでそのデータを使って今回は仕上げていくことにします。
全長40cmのコキ貨車完成!
Illustratorは図形の縮小拡大においては画質が劣化しない……つまり自由自在にサイズ調整が可能という利点があります。
ですので1/64を1/50へ変更するというのも、まさにお茶の子さいさい。
というわけでできたのがこちら。データ作成時間は15分ほど。
撮影ボックスに入りきらないサイズです。全長約40cmくらい。鉄道模型としては市販品ではなく自作かオーダー品しか無いかも。
なお、このサイズでしたら手すりパーツもなんとか切り抜けるとは思います。
デザインナイフが欲しくなりますが。
組み立ての様子はこちら
そうそう、小さいコンテナ缶とはいえ、あくまでも「ペーパークラフト」ですので普通のコピー用紙で作ると強度が全く足りません。
厚めのクラフト用紙を使うか、もしくは裏面にボール紙などを貼り合わせてくださいね。
セリアコンテナを乗せてみた
早速乗せてみました。
20ftコンテナがしっかり3つ並びます。
もちろん精密さもない簡易モデルなんですが、それでもなんだか重量感を感じられるのが不思議なものです。
前に作って残っていた機関車も。ただしこちらは1/64ですので少し小さめ……といっても30cmオーバーのサイズになります。
これだけで約70cmという、とてつもない大きさに。
機関車+貨車という最低限のシンプルなセットではありますが、並べると机の上に線路や貨物ヤードが見えてきますので不思議なものです。
コーヒー缶と比べるとこんな感じ。
デカいです。是非是非、作ってみてほしいと思います。
注意:中身を入れないように
何度も言いますが貨車部分は紙ですので強度がありません。中身が入っていないものを並べてください。
重量物を置くとグニャッと折れ曲がってしまいます。
セリアのコンテナ缶、どんどんとラインナップが増えて国鉄コンテナもあるそうで。なかなか最近は出歩けないのでチェックできていませんが、いつか欲しいものです。
コメント
セリアでコンテナを一通り購入したので、この展開図をダウンロードしようと思ったのですが、これの展開図のリンクはどこですか?
大きいサイズの展開図は現在のところ非公開です。
そういやセリアで貨車110円で発売されてますよね。(プラスチックでまさにこの記事のやつみたいなの)