先日発売された雑誌「幼稚園」10月号。
普段、あまりこういう雑誌は買わないのですが、今回は付録が非常に魅力的でしたので買ってみました。
理由は「図工」に色々使えそう!ということから。
前回はバスを走らせましたが…
前回はこちらの記事でバスを走らせました。
youtube動画にもしましたが、このベルトコンベア(平行に移動)というのはアイデアの種というか、いろんなものに活用できそうなんですね。
今回はベルトコンベアそのものと似た構造でもある「方向幕」を作ってみることにしました。
付録さえあれば、印刷したものを貼るだけの簡単工作です。白紙テンプレートも以下で配布していますので好きな路線や車両のものにするのもいいかも。
今回は方向幕を作ってみた
今はLED表示が主流になっていますが、ほんの少し前までは「方向幕」と呼ばれる非常に長いビニールシートを使って行き先や列車種別を表示させていたんです。
実物は2本のリールを使った巻取り式なんですが、今回作る物は付録をそのまま使ったループ式になります。
1、方向幕を作る
まずは最大の要である方向幕。いろんな種類がありますが…
パッと資料を見つけた185系をモチーフにした方向幕を作ります。
また↓のテンプレートもあります。手書きで好きなように描いてもOK。
好きな方向幕を書こう!
2、「窓」を作る
方向幕を一コマだけ表示するための窓というか枠を作ります。
コピー用紙そのままでも十分に遊べるのですが、薄いと透けてしまうので厚めのクラフト紙などに印刷するのがベターです。
もしくはコピー用紙に印刷したものをお菓子の箱などのボール紙に接着していきます。
おすすめのクラフト紙です。ペーパークラフトにも最適。
私はコピー用紙の補強で作ってみましたが……
動画では糊が乾く前に切ろうとして破れてしまいました。ちょっと失敗。
切り抜くとこんな感じになります。ザックリでOK。
枠自体は185系ですのでクリームっぽい色にしましたが、自作する場合は車両に合わせた色に塗りましょう。
もしくは折り紙を貼ってもいいかも。
3、方向幕を繋ぎ合わせる
ではいよいよ本番です。
方向幕を接着してつなぎ合わせていきます。セロテープでもOK。1枚の長いシートにしていきます。
コマ数なんですけれども付録のベルトコンベアを使う場合は長さの関係で40コマ(配布テンプレートが36コマ)が限界だと思います。
それ以上を作る場合は本体ごと自作しないとダメかも知れません。
4、つなぎ合わせたものを貼り付ける
繋ぎ合わせた長いシートをベルトコンベアの上にそのまま貼ります。
注意点としてはセロテープで軽く止めるくらいにすること。糊付けはオススメしません。
上下をテープで貼るだけで十分に固定できます。
むしろ糊などでガッチリ貼り付けるとベルトコンベアが動かなくなってしまいます。
もともとベルトコンベア自体の駆動力が非常に低いんですね。
糊付けして分厚くなったベルトを回転させるほどの力はありません。
5、窓を設置して完成
最後に「窓」を設置して完成です。こちらもテープで軽く止めるだけでも良いかも。
窓は動画用に一部分だけにしています。
箱などを工夫して全体を覆うような、ガッチリしたものを作るのもアリかもです。
185系の方向幕はこちら
※実際の方向幕とはフォント、配置などが異なります。
工夫次第で用途は無限大
今回は付録をそのままで使いましたが、なんといっても紙なので短くしたり補強したりと改造は容易です。
まだまだ工作ネタで活躍しそうです。
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