おてがる便利!蓄熱式湯たんぽを買ってみた

4.5
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蓄熱式湯たんぽ買いました

いやねー、冷え性なんですよ本当。

もともとが冷え性の上、パソコン作業なんかだと体全体が動かないのもあって血行が悪く、さらに指先が冷えるというね。キーボードが打てなくなっちゃったりとか。

エアコンなどで室温上げると逆に頭がボーッとしちゃいますしね。なかなか調節が難しいのです。冬場って。

で、買ったのがこの蓄熱式の湯たんぽ。最近話題となっているものだそうで、どんなものかなーと。
いきなり使用中の写真ですが、本当にほっかほかです。

 

お湯式の湯たんぽとの違い

今ってこういった暖房器具っていっぱいあるじゃないですか。昔からあるお湯をいれる湯たんぽとか、電子レンジで温めるものとか。
なんなら充電して使う電気カイロ的なものもあったりして。

いくつか使い分けてるのでメリットとデメリットを比べますと……

種類 メリット デメリット
お湯式の湯たんぽ
  • お湯をいれるだけで簡単で安全
  • 温度調整が容易
  • 残り湯がちょっともったいない
  • 熱湯を使うので準備の際に火傷の可能性あり
  • 蓋の緩みやパッキン劣化で水漏れすることも
充電式湯たんぽ(電気カイロ)
  • 加温はスイッチのON、OFFだけ
  • 大抵は弱中強などと温度調整可能
  • 小型でポケットに入る
  • 温度を上げるとすぐにバッテリー切れ
  • そこまでの熱量はない(寒すぎると暖かくならない)
  • リチウムイオンバッテリーの場合は発火の危険性も(粗悪な製品なら特に)
蓄熱式の湯たんぽ
  • 使う前に蓄熱するだけ簡単
  • 機械的な耐久性は不明

とまぁ、それぞれ一長一短です。蓄熱式の湯たんぽは今まで無かった部分の穴埋めになるのではないかなー、と。

 

製品の中身は

私が買ったのはMサイズです。

買う時にLサイズと迷いましたけども、その分だけ重量級となるので手元で使うにはMサイズが適任かなと思います。蓄熱も速いですしね。
逆に布団温めなどで使う場合は↓のLサイズの方が良いかも。

 

付属品は本体と電源ケーブル、そして↓のフワフワのカバー。

ものすごくフワフワです。これだけでも温かいといえるレベル。

 

本体は湯たんぽと言うか「氷のう」や「氷枕」のような感じ。タプタプしています。

中身は水と加熱用の電熱線等の機械部分が入っています。

 

アダプターがコレ。本体を挟むようにして通電し、湯たんぽ本体の電熱線を加熱させてお湯にするという仕組みなんですね。

 

蓋は回転させることで開きます。パカッと上に持ち上げて取れるのかな?と引っ張り上げようとしてました。ご注意を。

 

使い方は簡単

蓄熱は簡単でアダプターで本体挟み込むだけ。加温中は白いランプが点灯します。消灯すれば加熱終了、取り外してOK。
説明書にもありますが「蓄熱完了」のアラームなどはありません。「加温中は見守ってね」との記載あります。

 

65度くらいまで熱くなるそうなので使用する際はこのカバーを使うようにしましょう。もしくはキルト生地などでお手製の湯たんぽ巾着などを作るのもありかもしれませんね。

 

手や足先、腰や肩を温めるには最適

おそらく両手を突っ込むような想定をしているのだろうな、というような形のカバーとなっています。起毛素材ですのでそのままでも温かい手触りです。

温めた湯たんぽ本体はこのポケットにいれるようです。

手はこちらに突っ込みます。暖かさが抜群です。

最初の写真のように両手を入れてお腹も一緒に温められるようになっています。

まさに至福のひととき。

 

結構熱いのでそこは注意

蓄熱した直後は65度との記載ありますが、温度計で図った感じでは触れる部分が50~55度くらい。結構熱いです。
そのまま体に当てて寝てしまうような使い方をすると低温やけどを起こしますので要注意。そこは他の暖房器具と一緒ですね。

安全な使い方としては湯たんぽを机の上や膝上に乗せて、片手ずつ入れ替えて温めるような使い方が良いんじゃないかなーとは思います。またうつ伏せになって肩や腰を温めるとか。
もちろんそのまま寝てしまわないよう注意が必要ですが。

そうそう、湯たんぽ本体は過度の力を加えると破損しそうなイメージがありますが……というか水風船ですからね。どうなのかなーと思いましたが、メーカーさんの商品ページでの使用方法を見る限りは案外と頑丈なのかもしれませんね。

ただやっぱり体重かける使い方は怖いかも。

 

 

布団にいれると朝まで温かい

気温にもよりますが、布団で使う湯たんぽとしてならMサイズでも朝まで温かいです。説明書にも「4~5時間温かい」とありますので十分すぎるほどではないかな、と。

もっと暖かさが続いてほしいというのであればLサイズを選択しても良いかも。

 

 

追い”加温”しにくい

弱点としてはこの「追い焚き」というか「追加蓄熱」しにくいことがあげられます。
安全装置の関係である程度、温度が下がってないと加温できないんですよね。

温かい状態でアダプターを差しても加温してくれません。ランプも消灯したまま。

例えば寝る前に「湯たんぽの温度下がってきたなー、朝までに冷えそうだから蓄熱しておくか」が出来ないことがあります。ある程度冷めないと蓄熱出来ない模様。

そりゃどんどん加熱すると水が沸騰して果ては水蒸気爆発ですからね。安全性を考えるとむしろそうあって当然ですけども。2個買っちゃう?

 

どういう人におすすめ?

冷え性ですので色々な暖房器具、湯たんぽ、電気カイロ、電気毛布……などなど使っている私の主観ではありますが、蓄熱式湯たんぽはガッチリハマる人は結構多いのでは、と思いました。

例えば熱湯を使う湯たんぽ。ともかく準備が面倒。電気ケトルから注ぎ口にいれる時にちょっとお湯がこぼれちゃったりするんですよね。

電気カイロはお手軽過ぎて手放せない反面、パワーがちょっと控えめ。あと近年のバッテリー破裂や火災のニュースを見てると布団にれてヌクヌクは結構怖い。
(通常使用ならともかく、体重掛かっちゃって端子部破損、ショートとか)

蓄熱式はそのどちらの弱点もカバーできる点では今まで無かった空いた穴を埋めてくれる存在なのかなーとは思いました。
小さいので良ければ電子レンジ式の湯たんぽもありますけどもね。

 

おすすめできる人

  • オフィスなどで個人用暖房器具が使えない人(消費電力の関係で手元ヒーターはNGな場合も)
  • 自室や寝室などでその都度、手間なく使いたい人(アダプターがあれば寝る前、枕元で温めOK)
  • そこそこ長時間のぬくもりが欲しい人
  • より安全な暖房を求めている人(火や熱湯を使わないという点では安全)

 

おすすめ出来ない人

  • 旅先など、持ち運んであちこちで使いたい人(結構重いです)
  • スイッチのオンオフが必要な人(蓄熱したら冷めるまで温かいまま)
  • 細やかな温度調整したい人(一応、蓄熱途中で外すことで温度低めで使用可能)

 

総評:火や熱湯を使わず、さっと使える蓄熱式湯たんぽ。指先冷え性にはマストバイでは

個人的には買ってよかったアイテムの一つといえます。少なくともこの冬はこれで指先の冷えは乗り切れそうです。

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