冬の風物詩「ササラ電車」の準備始まる 札幌
冬の訪れを前に、札幌市で、路面電車の線路を除雪する「ササラ電車」の出動に向けた準備が始まりました。ササラ電車は、長さ30センチほどの竹を束ねた「ササラ」と呼ばれるブラシを回転させて、線路上の雪や氷を払いのける除雪専用の車両で、その運行は大正14年から続く札幌の冬の風物詩です。
NHKニュースより
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211010/k10013300571000.html
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札幌市電の除雪車といえばこのササラ電車。
竹ホウキを回転させることで雪を掃き出す車両で、ニュースにもあるように大正時代から続く、伝統行事と言えるくらいの冬の風景となっています。
ちなみに同様の除雪車は函館市電でもありまして、こちらも有名ですよね。
竹を使うのは丁度いい強度で安価だから。
過去には金属ワイヤーなども試用されたこともありますが、路面を傷つけてしまうので竹が適任ということになったようです。
地元の方は「ああ、また雪の季節か」と気が重くなる時期だそうですが、鉄道ファンの一人としては古くからの車両が第一線で活躍するのは嬉しいもの。
全国的に注目されている風物詩ですので今後の天候(すなわち除雪車の出動)は要チェックですね。
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