2023年春の完成を予定している北陸新幹線(金沢・敦賀間)について、今年の9月下旬から、新幹線車両を使用した初の走行試験が実施されることが発表されました。
北陸新幹線に初めて新幹線車両が走行
JR東日本 E491系 「イーストアイE」
この試験は、整備主体の鉄道・運輸機構と営業主体の西日本旅客鉄道(株)が共同で実施します。試験期間は2023年9月23日(土)から同年12月9日(土)までで、その期間中の列車走行は約40日間とされています。試験の対象区間は金沢駅から敦賀駅(敦賀車両基地)までで、走行速度は30km/hから始めて段階的に260km/hまで上げられます。この試験を通じて、土木構造物・軌道・電車線・信号設備などの機能を確認します。走行試験は主に北陸新幹線営業終了後の夜間に行われ、走行本数は1往復/日程度です。走行車両は、新幹線電気・軌道総合検測車(イーストアイ)及び新幹線W7系電車が使用されます。
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