JR東日本、「高輪築堤跡」の現地公開に向け具体的な検討と発表[2023/5/31]

JR東日本は「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちづくりの一つとして、高輪築堤跡の保存活用計画を策定、2027年に現地公開することを目指すと発表しました。

東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR 東日本」)は、「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちづくりに取り組み、「100 年先の心豊かなくらしのための実験場」として新たなビジネス・文化が生まれ続ける街を目指しています。
○ 約 150 年前、日本初の鉄道が開業した時の構造物である高輪築堤が、良好な状態で出土されたことは、
鉄道会社である当社にとって大変意義深いものです。2021 年 9 月 17 日に国の史跡として指定された高輪築堤跡について、
地域の皆さまや国内外のお客さまに、日本の近代化を支えた鉄道施設である高輪築堤の意義を実感していただけるよう、
有識者のご指導や技術的見解を踏まえ、保存・公開方法を検討してきました。

このたび、文化財保護法に基づき保存活用計画を策定し、2023 年 5 月 26 日に文化庁長官の認定を受けました。
○ 高輪築堤の歴史的価値と日本で初めて鉄道が走ったイノベーションの地としての記憶を継承すべく、保存活用計画を踏まえた検討を引き続き進め、2027 年度の現地公開を目指します。

詳細はこちらから(プレスリリース・お知らせ)

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鉄道院 110形 蒸気機関車

保存活用計画では欠損部の再現や築石の活用などを検討するほか、発掘された築石を活用するなどして歴史を感じる空間を創出するとされています。
公園としての役割だけでなく、情報発信施設として整備することで次の100年に向けた取り組みをしていこうというわけですね。
ちなみに公開は2027年度とまだまだ先の話。どのように「鉄道の街」が出来ていくのか、大変楽しみでもあります。

※ぺぱるねっとが個人的趣味で作成しているイラストとペーパークラフトになります。公式とはなんら関係がありません。

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