平成筑豊鉄道の「マクセル」ラッピング車の変化をまとめてみた

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マクセルとは

説明するまでもないですが、マクセルは日本を代表するエレクトロニクス企業の一つとして、その名を広く知られています。設立は1960年。当初は電池の製造からスタートしました。社名の「マクセル」は、「Maximum Capacity Dry Cell」というフレーズから由来しており、その名の通り、高性能な乾電池を提供する企業としての歴史を刻んできました。

 

80~90年代くらいに青春を過ごした世代ですと、カセットテープのイメージがかなり強いんじゃないかなーと思ったり。私は世代からはズレていますが(MD世代)、ゴールドのラベルのテープは家にあったなーという淡い記憶出があります。
余ったインレタ(ABCとか文字をこすって転写するやつ)をもらってメモ帳にゴシゴシしてた思い出なんかも。
あ、鉄道模型ではまだまだ現役です。車番の転写に。

マクセルは現在はカセットテープは電池だけでなく、各種のデジタルメディア製品、家電製品や健康機器など、多岐にわたる製品ラインナップを展開しています。

で、地元福岡に事業所を持つという縁により2016年より鉄道ラッピングが行われています。
プロモーションの一環というだけでなく、地方ローカル線の応援という意味もあるはず。また、何よりも毎日乗る鉄道であれば利用者からも愛着が湧くでしょうしね。

 

マクセルラッピングの変化

というわけで初代から2024年に登場した5代目まで並べてみました。どちらかといえば純粋な「広告」車になるので、その年の新製品やトレンドをみることができます。

 

初代ラッピング。影が薄い?とされています。確かに写真をSNSに上げてる人が少ないような……(おかげで資料探しに少し手こずりました)

初代は日立マクセルという形で2つの製品をPRするデザインでした。日の丸のような見た目で個人的にはかなりいいんじゃないかと思うんですが。

平成筑豊鉄道 400形 「日立マクセル号」1代目

アイキャッチ画像作例画像

2016年に登場した日立とマクセルの広告電車です。いわゆる初代となるラッピング車で、日立の電気シェーバーとマクセルのヘアドライヤーがデザインされていました。

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2代目は可愛らしいピンク色に。鉄道写真でもめっちゃ派手で目立ちます。なんだか新京成っぽい雰囲気も(白とピンク)。

平成筑豊鉄道 400形 「マクセル号」2代目

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2007年に導入された新潟トランシス製気動車です。2017年に登場した日立マクセルの全面ラッピング車で、「マクセル号」と名づけられています。

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3代目は平成筑豊鉄道のマスコット「ちくまる」とコラボ。
実車はきれいな女性が美顔器を使うデザインです。

ちなみにちくまるが持ってるのはTIKUHOの「T」ではなくドライヤー。そもそもCHIKUHOですし。

平成筑豊鉄道 400形 「マクセル号」3代目

アイキャッチ画像作例画像

2007年に導入された新潟トランシス製気動車です。2018年11月から2021年にかけて運行されていた3代目マクセル号です。側面には美容家電の広告がデザインされていました。

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で、4代目。うってかわって非常にシンプルなデザインです。白と赤のグラデーションが素敵な感じ。オゾネオのラッピングです。

平成筑豊鉄道 400形 「マクセル号」4代目

アイキャッチ画像作例画像

2007年に導入された新潟トランシス製気動車です。2021年6月から運行されていた4代目となるマクセル号です。側面には除菌消臭器「オゾネオ」の広告がデザインされていました。

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2024年6月登場の5代目。白と赤と青という非常にコントラストの強いデザインとなり、なんだかスポーツ用品的な雰囲気を感じられるくらいになりました。かっこういい。

平成筑豊鉄道 400形 「マクセル号」5代目

アイキャッチ画像作例画像

2007年に導入された新潟トランシス製気動車です。2024年5月にはデザインがリニューアルされ、マクセルとマクセルイズミのロゴをデザインしたラッピング車となりました。

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まとめ

なお、マクセルラッピングは複数の車両にラッピングされていますので、時期によっては「マクセル並び」もみれるようです。

ラッピング車って総じて運行期間が短く、また運行終了のニュースは殆ど出てこないことから「いつの間にか終わってた」という事が多いもの。
そして案外と写真記録としても残るものが少なかったりします。 見たい方、乗りたい方はまさに今!

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