大井川鐵道は、昭和の国鉄時代のブルートレインを再現する塗装変更を施したE31形電気機関車を3月30日から運行開始すると発表がありました。
大井川鐵道【公式】
SLの動態保存に努める大井川鐵道。四季折々の自然豊かな大井川沿線は、懐かしさと癒しを与えてくれます。
塗装変更となったのは元・西武E31形機関車。
大井川鉄道 E31形
21000系は元南海電鉄21000系を譲り受け、特急用として運用されている車両です。
1986年に登場した西武鉄道の小型直流用電気機関車で、全長は約11mと小柄な車体ながら工事列車や車両の輸送など幅広く活躍していました。
引退後の2010年には大井川鐵道へ譲渡され、今後は客車などの牽引機関車として、現役以上の走りを見せています。
更に大井川鐵道といえば様々な客車を保有するということで、国鉄色の機関車となれば往年のブルートレインの雰囲気を再現できるのではなかろうか、と。
ひいては地域観光への大きな貢献にもなるでしょうし、沿線としては期待しているはずです。きっと。
大井川鉄道 E31形 国鉄塗装
で、登場したのがこのE31形。ブルートレイン風塗装というんでしょうか。鉄道ファンから見ても、細部含めて結構なこだわりポイントがあるようです。
SNSでは賛否両論
が、一方で賛否両論となっています。SNSでは。
「意外と似合ってる」「かわいい」「Bトレだ!」みたいな肯定的な意見がある一方で、
「存在しなかった塗装にするのはおかしい」とか、「機関車に対する冒涜ではないか」とかも。
このあたりはその車両に対する思い入れもありますからね。どちらが正しくて間違ってるというのでは無いとは思います。「賛辞が絶対」というのもオカシイ話ですし。
ただ言葉がちょっと強い人もいるので、その点で議論というかプチ炎上気味なところもあるのかな、と。
運行開始はまもなく。実車の走行シーン、早く見たいものですね。
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