京急の「河津桜ラッピング電車」、歴代の変化をまとめてみた!2025年版

こんにちは、もう少ししたら桜、花見の季節です。春の訪れを一足先に告げる美しい花、河津桜についてご紹介します。

 

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河津桜って何?

皆さんは河津桜をご存知ですか?通常の桜よりも早く咲くことで有名なんです。これからの時期、開花情報としてニュース映像でよく紹介されたりもしますよね。

河津桜の特徴をざっと挙げると:

  • 濃いピンク色の大きな花
  • 2月上旬から3月上旬という早咲き
  • なんと約1ヶ月も楽しめる長い花期

といった、いわゆるソメイヨシノとはまた異なる花を楽しめます。

 

2025年は『第21回三浦海岸桜まつり』

2025年は2月5日から3月2日まで開催予定だそうです。期間中は出店やイベントが盛りだくさん。夜のライトアップも幻想的で、昼とは違った雰囲気を楽しめます。

三浦海岸河津桜まつりと言えば、なんといってもこの桜並木!

Koda6029 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=114795356による

京急線の三浦海岸駅から小松ヶ池公園まで、線路沿い約1kmで約1000本もの桜が植えられているんです。菜の花との共演が非常に魅力的で、ピンクの桜と黄色い菜の花のコントラストが絶景です。

2025年のイベントも!

ちなみに京急では「みさきまぐろきっぷ・三浦半島まるごときっぷデジタルスタンプラリー」というイベントも同時開催しており、「みさきまぐろきっぷ」または「三浦半島まるごときっぷ」(券種は問わない)を購入、すべてのスタンプを獲得すると急オリジナルデザインのお菓子「小枝」がもらえるとのこと。箱デザインがめっちゃイイ……。
ただし先着1,201名!ということで参加はお早めに。あ、でも早すぎると桜は満開じゃないし……悩ましいところですね。

 

ってことで毎年恒例のラッピング車も

ちなみに毎年、京急では「河津桜号」というこの時期だけの桜のラッピング電車が走っています。
年度によっては特別貸切列車というイベント列車も運行されています。車内でビール&おつまみといった軽食や演奏イベント(開催年により異なる)もあり、また駅では京急公式キャラ「けいきゅん」のお出迎えが行われるなどまさに貸切列車ならではのおもてなしも。

鉄道車両としても各年ともに「桜」モチーフのラッピング車ですので、それはもう春らしいといえるものばかり。せっかくなので歴代の「河津桜ラッピング電車」をまとめてみました。

 

京急電鉄 2100系 「京急河津桜号」2012

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三島海岸の河津桜の開花に合わせ、2012年2月6日から3月11日まで運転されるラッピング車です。側面には特産の「三島まぐろ」がデザインされています。

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見つけた感じでは2012年の「京急河津桜号」が、おそらくこの時期恒例の河津桜ラッピング車の始まりと言えるかも。

 

2013年は無し

2013年はラッピング無し。イベント列車の運行も無かったんでしょうか。

 

京急電鉄 1000系 「河津桜と旨いまぐろの旅」2014

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2014年は「みさきまぐろきっぷで河津桜と旨いまぐろの旅」キャンペーンのポスターが側面にデザインされていました。2014年2月から3月まで運行されていました。
(ラッピングデザインの情報少なめ、情報求む)

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京急電鉄 600系 「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」2015

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2015年に運行された「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」キャンペーンにあわせたラッピング車です。デザインはおそらく最も「派手」です。

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京急電鉄 1000系 「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」2016

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2016年2月から3月まで運行された「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」キャンペーンにあわせたもの。桜と三浦まぐろのラッピングデザインとなっていました。
桜が舞い散るようなラッピングはこのころから。

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京急電鉄 1000系 「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」2017

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こちらも「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」キャンペーンのラッピング車で、2017年2月6日から3月11日まで運行。

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京急電鉄 1000系 「みうら河津桜号」2018

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2018年からはラッピングで残が少し変わってやや控えめ?になりました。

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京急電鉄 1000系 「みうら河津桜号」2019

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2019年2月から3月までの桜ラッピング。デザインは昨年とほぼ同じ。

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京急電鉄 1000系 「みうら河津桜号」2020

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2020年版は中間車のステッカー部分が変わり、「けいきゅん」が登場。先頭車のラッピングは2018年、2019年と同じ。2020年2月5日から3月まで運行されていました

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2021年、2022年はコロナ禍で中止

三浦桜まつりが中止ということで企画列車、ラッピング車もなかった模様。
「三密」と言われたように密閉空間での多人数での飲食はNGとされていましたもんね。

 

京急電鉄 600系 「河津桜2023」

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2023年はラッピングが簡素に。先頭車の1部と中間車のドア周りだけ。

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京急電鉄 1000系 「河津桜2024」

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2024年は窓へのラッピングが行われました。桜の舞い散るデザインが秀逸ですよね。

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京急電鉄 1000系 「三浦海岸河津桜2025」

アイキャッチ画像"作例画像'

毎年恒例となる河津桜のラッピング車で、2025年は2月5日から3月2日まで運行されます。窓部分のみの簡素なものに。

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並べると意外と楽しい歴代のイベント列車

あんまり注目されない、こういった期間限定のラッピング車ですが……
こうやって毎年の移ろいを調べていくと結構面白いものだったりします。

そもそも社員やイベント関係者さんが情熱と気合を入れて、沿線や乗客を桜の気分で盛り上げようと企画しているものなのですからね。どれも秀逸なラッピング車と言えるのではないでしょうか。

 

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