ポカリスエットは、1980年に大塚製薬が発売した画期的な健康飲料です。発汗により失われた水分とイオン(電解質)を効率的に補給できる独自の組成を持ち、スポーツシーンだけでなく日常生活のあらゆる場面で愛用されています。その鮮やかなブルーのパッケージと水分補給というコンセプトは、発売から40年以上経った今も変わらず、多くの人々に親しまれ続けていますよね。
特に夏場、思いっきり汗を書いたあとに飲みたくなるもの……というと、やっぱりポカリスエットではないでしょうか。
特に部活などで汗だくになったあとのポカリスエットの味は今でも覚えてます。お風呂後のビールに匹敵する旨さ。
そして「きのこ・たけのこ戦争」というわけではないですが、アクエリアス派と二分してた思い出もあります。
そういえば緑色の缶の「ポカリスエット・ステビア」なんかもありましたよね。結構好きでした。2007年頃に残念ながら終売。で、夏の季語にもなりそうなポカリ。青春の思い出なんかを内包した味だと思うんですが、もう飲むことができないんだなーというとなんだかほんのりと切ない感じ。
とまぁ、今この記事を書いているのが9月。夏が終わって結構、秋を感じる季節になってきたわけですが、あえて少し戻って夏を感じられる「ポカリ電車」をリストアップしてみました。
ちなみに大半は2005年の全国的なCMキャンペーンのもの。それ以外だと無さそう?
(もしあれば情報くださいね)
阪堺電気軌道 モ601形 「ポカリスエット」
阪堺電車が保有する路面電車で、1996~1998年に製造されました。大塚製薬のポカリスエットの広告が貼られています。2005年。
江ノ島電鉄 1000形 「ポカリスエット」
1979年に導入された江ノ電の連接車両です。冷房装置の搭載など居住性の向上が図られています。こちらも2005年。
江ノ電と言えば夏の海という勝手な思いこみですが、まさにポカリのイメージにぴったりなのでは。
余談ですが過去のGMのキットにはこのポカリのデカールが付属していたそうで。
とさでん交通(土佐電鉄) 600形 「ポカリスエット」
1957年から1964年にかけて自社工場とナニワ工機で製造された路面電車です。初期は2両連結運転も可能でしたが、安芸線の廃止に伴いジャンパ栓などは撤去されています。2005年に大塚製薬のポカリスエットのCMに使用されたことで有名になったラッピング電車です。
広島電鉄 700形 「ポカリスエット」
広島電鉄が1982年に導入した路面電車です。24年ぶりに新造されたもので、従来とは異なる直線的でシンプルなデザインが特徴です。また乗降のしやすさや快適性を重視した設計が取り入れられています。こちらも2005年。
……と、2005年には全国的なキャンペーンとしてこのポカリ電車が日本の各地に登場しました。
ちなみに当時のCMに出演していたのは綾瀬はるかさん。
みなさんも思い出、記憶がある方は多いのでは?
京王電鉄 1000系 「ポカリトレイン」
2023年6月に行われた京王電鉄と大塚製薬による熱中症対策キャンペーンのラッピング車で、側面や車内には兵庫コンテストの入賞作品をデザインしたポスターが飾られました。
2024年、今年の夏も暑かった。秋になってもまだまだ暑い日が続く可能性もあります。
熱中症予防のためにもポカリスエット。と、涼しい部屋でポカリのペーパークラフト。いかがでしょう?という雑なまとめ方。
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