今日はいつもと違って簡単な情景を作ってみたいと思います。
A4サイズに
当サイトは出来た当初から「A4用紙1枚に1両が収まるように」という設計ポリシーがあるんです。
そしてそのサイズは当初からほとんど変わっておらず、4000種のペーパークラフトをほぼ全て同じ縮尺で作っています。A4用紙1枚で完結することように、と。
ということもありまして情景についてもせっかくなのでA4用紙1枚のスペースに収まるように作っていきたいと思います。
定番の車両基地
たくさんの線路と、その上に並んだ鉄道車両。車両基地ならではの光景ですが、なんといってもワクワクする風景ですよね。
さらに整備用の建屋や洗車機、クレーンといった様々な設備もありまして情景ジオラマとしてはとても賑やかな場所なのですが…
全部作れない!
ということで今回は簡単に線路だけ。
車両基地風シート
用紙の関係で5線までですが、同じ物を印刷して横につなげると10線や15線に、縦につなげるとフル編成用の線路シートになります。
線路を並べただけですと単調になりますので、ケーブル類を通すピットや排水溝などを描き込んでいます。
それらはコンクリートの蓋がされているだろうと思いましたのでそれらしく。
本来あるべきはずの乗降足場もどうしようかと思ったんですが今回は省略。
必要でしたらNゲージ用のストラクチャから流用するのも良いかも。少しスケールが違いますが。
使い方は簡単。印刷するだけ
作り方というと大げさですが、印刷するだけの簡単設計?です。
- 厚い紙に印刷してそのまま使う
- またはコピー用紙で印刷して段ボールやボール紙などに貼り付ける
といった方法が考えられます。
0.22mm厚くらいの用紙だとそこそこしっかりしているのでオススメです。もちろんコピー用紙1枚だけでも十分に遊べます。強度は落ちますが。
お子さんが遊ぶ用といった強度が欲しい場合はラミネート加工しちゃいましょう。
濡れても大丈夫になります。
※ラミネーターは熱くて危ないので大人の方がやってあげてくださいね。
印刷したらお気に入りの車両を並べるだけ
せっかくなので前回まで作りためたE233系を並べてみましょう。
写真はwikipediaより。2015年の川越車両センターでの写真だそうです。
鉄道模型だとこれを再現するのは大変ですけれども、ペーパークラフトでしたらA4用紙7枚でできてしまいます(中間車は省略)
実例
ドーーン!
どうでしょう。写真とは並びが違いますが、こうやって飾ると壮観だと思いませんか?
少し引いてみた写真。線路は平面に印刷したものですし、電車の方も箱です。
それでもこうやって作って並べるとなんだかちょっとした鉄道模型ジオラマっぽく見えてしまいますから不思議です。
特定の車両基地や留置線を想定して並べてみてもいいかもしれませんね。
例えば103系を並べたり。ありえない組み合わせですけれどもね。
車両基地のペーパークラフト
車両基地用線路シート
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