日本初の5扉車!として有名な京阪5000系が引退へ

画像出典:Wikipedia 作者 CYZF

日本初の5扉車!として有名な京阪5000系。
2021年6月に引退、それもコロナウィルスの影響でセレモニーなどは中止と悲しいこと続きでは有りましたが…

つい先日に引退が3ヶ月延期、また中止だったイベントも「見直しの可能性あり」と変わったことがわかりました。

情報は京阪電鉄のお知らせから。

京阪本線・中之島線を走行する5000系車両の運転終了時期について、2021年6月を予定しておりましたが、列車運用の見直しに伴い、2021年9月頃に延期します。
これに伴い、13000系(5次車)の導入完了時期についても同時期に変更となります。

また、中止となりました5000系車両引退記念イベント「5000 系ありがとう寝屋川車庫洗車体験会」については、今後、新型コロナウイルス感染症の拡大状況に鑑み実施の可否を検討してまいります。詳細は決まり次第、ホームページでお知らせいたします。

京阪電鉄|お知らせより
http://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2021-06-01_5000-enki.pdf

引退には変わりないとは言え、京阪ファン人にとってはちょっとしたいいニュースなんではないでしょうか。

 

京阪5000系って??

画像出典:Wikipedia 作者 CYZF

混雑時の乗降時間を短縮するために、1970年に製造された日本初の片側5扉車です。
特殊な構造から製造コストが高いことなどから、製造されたのはわずか7編成だけとなります。

5扉に対応した車体ですとか、昇降式座席ですとか、まさに仕掛けと工夫が満載の個性的な電車ですね。

京阪電鉄 5000系

 

ニュースのポイント

延期の理由は「運用上の理由」。
おそらくコロナウィルスの影響等による13000系の部品供給の遅れや、もしくはコロナウィルスが収束するまでドア数が多い(換気しやすい)5000系を引き続き使おうという意味合いもあるのかもしれませんね。
もちろん、これらは勝手な想像ですけれども。

ただし5000系も車齢50年近いわけで引退自体は不可避です。
9月には見れなくなってしまうことを考えますと乗るのは今のうちかも?
(もちろん感染対策には気をつけて)

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