実は少し前にお手伝いしたものがありまして。
そう、電車のお茶。その名も「電車茶箱 鉄茶ん」
加古川線ということで、黒大豆を原料にしたお茶なんですね。ペパるネットはそのパッケージ(鉄道部分)のデータを提供しました。
電車ペパクラとしては既存のペーパークラフトを短く縮尺を合わせた感じですね。なにしろ組み立てやすくなるので「この規格で作っていくのもアリかも?」なんて思ったり。
ちなみにペパるネット、別サイトですがレビューブログ運営しております。その本領発揮?ということで紹介記事を書いてみました。
黒大豆茶とは
お茶といえば茶葉を使ったもの。豆を使ったのならコーヒーじゃない??なんて思いがちですが(私もそうだった)、実は黒豆茶って近年は特に注目されている飲み物なんです。
黒豆茶(くろまめちゃ)は、黒豆(黒大豆)を原料として使用したお茶のこと。
黒豆には元来カフェインが含まれておらず、黒豆茶はノンカフェインのお茶である。
また、お茶は黒豆を摂取する一つの方法であるが手軽であるため継続しやすい。
煎った大豆を原料としていますのでノンカフェイン。体に優しく、お子さんでも安心して飲めるということで健康志向、そして体に優しいお茶として人気が出ているようです。
と、AI生成のレビューサイト的な書き出しはココまでにして。
以下は個人的主観と趣味全開で紹介していきたいと思います。
箱、それは鉄道
パッケージは125系をベースにしたものとなっています。
ペパるネットで公開している125系は実車の縮尺に合わせていますが、こちらはあくまでも商品パッケージということで大幅にデフォルメしてあります。
パッケージサイズは約20cmとプラレールより大きめ。被せて遊ぶのはちょっと厳しそう。
とはいえ頑丈な段ボール製なのでお子さんがしっかり掴めるくらいの強度があります。
なんなら中に丸めた新聞紙ですとか古タオルなどを詰め込みましょう。
クーラーなどの付属品は全て平面ですが、紙で別パーツで用意しても良いかも。
中身は美味しい黒豆茶
お茶は15パック入り
中身はティーパック式の黒大豆茶が15パック。国内産の黒大豆使用。
手軽に飲むにはやはりティーパック式が一番です。そのまま水筒に入れて熱湯、もしくは水で水出ししてもいいでしょう。仕事のお供にも最適です。理由は後述。
ちなみに兵庫県加古川市。黒大豆の名産地。
ですのでこの「鉄茶ん」。地元、加古川市の特産品を使った商品ということで開発されたようです。
入れたばかりは上の写真のように色合いは薄い茶色。
鉄道色で言えば最初は黃かっ色1号くらい。そのまま放置すると濃くなって、ワムハチ(ワム80000形)などで有名なとび色2号に近くなるような感じ。
もっと置いておくとどうなるのかな??……とか思いましたが、さすがにぶどう色までは濃くなりませんでした。以下は2時間くらい。とび色2号、少し濃い目な感じです。
そうそう、茶葉と違って放置しても苦くならないので味としてはティーパック入れっぱなしでも大丈夫でした。
味は優しい香ばしさ
で、味の方はというと煎った黒大豆ということで、とても”香ばしい”です。
というか「あ、大豆だ」という香り。熱湯を注げば更に大豆の香りが引き立ちます。
実は私、黒大豆茶って初めて飲んだんですよ。
ほうじ茶系の風味なのかなーと思いましたけども、ぜんぜん違うんですよね。まず、渋みが少ない。そしてあとから豆の甘さが出てくるというか、でも甘ったるくなくって、凄くいい感じの爽やかさなんです。
イメージを言うなれば……「ほうじ茶」+「きな粉」-「苦味渋味」という感じです。焙煎した大豆なので当たり前ですが。
「豆を焙煎した飲み物」といえば真っ先にコーヒーを連想しますけれども、黒大豆茶はコーヒーのような苦味は無いんです。ガツンと眠気覚ましに効くような衝撃はないですけれども、かといってきちんと大豆らしさを主張しているというか。うん、食レポっぽい。
ちなみに飲みやすいので、冷ましてあげれば小さいお子さんでも好きになる味ではないでしょうか。麦茶が好きならなおさら好みの味かも。
うちの娘(幼稚園児)はガブガブ飲み干しました。「うまい、うまい!」的な(by 炎柱)。
ノンカフェインが嬉しい
で、結構切実な問題?なんですが。
寒い時期には緑茶って美味しいですけども、カフェインが入っていることもあってどうしてもトイレが近くなるんですよね。あと飲み過ぎると頭が重たくなっちゃったりとか。
黒大豆茶でしたらカフェインレスですから(ブレンドティーは別)、その心配は無用です。気にせず飲めちゃう。
個人的に言えば、常飲できるお茶なのかなーと思いました。仕事などで水筒に入れておいて飲むにはアリかもしれません。
仕事中って、そうそう頻繁にトイレに行けないことがありますしね。
箱はもっと遊べそう
で、箱。これもまた楽しく遊べるパッケージとなっています。何しろ段ボール製ですのでね。子どもさんのパワフルな握力さにも負けない頑丈さ……のはず。
しかも紙と言う事で改造?しやすいのもいいですよね。ハサミと糊でパーツを作ったり窓を開けたりできちゃう。お茶を楽しんだらあとは箱を楽しむこともできます。
ペパるネットの他の車輛のクーラーやパンタグラフを使いまわせば簡単ですしね(拡大印刷してね)。しかも箱に貼り付けるだけで完成というお手軽さ。
パッケージはツルツルした紙質ですので、糊は貼り付きにくいかもしれません。ボンドか両面テープを使うといいかも。
入手方法は?
販路については今(2023年12月)はまだイベント等での販売のみの模様。公式含めてオンラインショップでは取り扱いは無さそうです。もちろん今後、オンラインショップ等に出てくる可能性もあるかも。
通販開始で購入しやすくなりました(2023/12/21追記)
オンラインショップでの販売開始、加古川市のふるさと納税に登録されたとのこと。
これで加古川市以外の方でも買いやすくなったのではないでしょうか。
また地域イベントでは試飲や販売が行われているようです。公式インスタでは告知が良く行われているのでこちらも要チェックですね。
他にも同じ長谷川商店さんの黒大豆茶。
もちろん健康茶カテゴリなど、お茶の種類はいっぱい。飲み比べても良いかもしれませんね。
総評:鉄ファンへの手土産に面白いかもしれない
お茶は美味しい。パッケージも楽しい。しかもある意味でマニアックな125系というチョイス。
お子さんや鉄道ファンへの手土産としても結構面白いんじゃないかなーと思います。
「粗茶です。ワムハチ色です」と言って出してあげると思いっきり反応してくれるかもしれません。肩が
飲みやすいので冷ましてあげるとお子さんでもゴクゴク飲めますしね。
余談ですが。
個人的には加古川線シリーズということでキハ40や103系といったものもあればなーと、思いました。
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