草パウダーを使ってみた
紙だけではどうしても再現できない自然物、特に植物などには新しい素材を使おうということで、特に最近話題となっている100円ショップのジオラマ用品を取り入れてみることにしました。
なおペパルネットは鉄道模型に関しては非常に素人です。
幼い頃からプラモデルは結構作ってきましたし、電気関係でパワーパックなどの自作経験は結構、あります。
こんな感じに一人で独学で作り上げました。ソースコードどこかへ行ったので今はメーター部分しか残ってませんけれども。
が、こと「模型」分野では非常に不器用で……
ってことで今回はあくまで非常に簡単に、不器用だったり、お子さんでも作れるように作ってみました。
印刷したものと組み合わせる
本来は線路を置いてバラスト(砂)を接着して……ってやるんですが、そのへんは全部すっ飛ばします。もちろん質感は劣りますけれども印刷でも案外と雰囲気が出るもんなんですよね。
というわけで線路だけのシートはこちら。
この台座の線路部分だけを切り取って使ってもいいでしょう。
ですのでまずは非常に最低限の、線路だけの台座を作りましょう。
使うのは草パウダー
使うのはこの「草」。
使用方法はノリやボンドを土台に(今回は線路脇)に塗ってから、パウダーを振りかけるだけ。
コツとしてはトレーの上で作業するようにして、ボンドの上に草パウダーを多めにふりかけたほうが良いです。ムラになってしまいますから。
あとは指で軽く押さえて乾燥を待つといった感じですね。
草については長さと色の違いでセリア等で何種類かありました。好みのものを選べば良いかも。
ただ、もっと多様なものが欲しいのなら模型用も選択肢に入ります。案外と安く販売されていますし。買いに行くまでが遠いならアマゾンなどで買ってしまう方が良いかもしれません。
ついでに大きい草も
単体では寂しいので、少し大きめとなる草を用意します
店舗によってはハンドクラフトコーナーだけでなく園芸コーナーに陳列されていたりすることもある乾燥コケ。もしくはジオラマ用品でも良さそうなものがあります。
このように小さくちぎってから植え付けると背が高い草っぽくなります。この場合も木工ボンドを使います。
草パウダー単独では寂しいですが、こうやって変化をつけると一気に自然ぽくなりますよね。このあたりは使われる方の感性で好きなように植栽しましょう。
NGなことって何も無いわけなんですから。自由です。
拡大なので画質は荒くなっちゃいましたが、こんな感じにしっかりと雑草しています。これは楽しい。
車両を置くだけでジオラマに
適当な板の上に先程作った線路と車両を置くだけで、こんな感じに非常に簡単なジオラマが出来上がります。
気動車を1個置くだけで郊外の非電化路線っぽく見えませんか?
最近お気に入りの「花嫁のれん」。
アクリル板の上においたので反射がいい感じに。黒い下敷きなんかもおススメです(新しくてキズが少ない物)
ともかく簡単に仕上げよう
鉄道模型をガッツリやっている方には笑われそうな出来栄えではありますが、実際に完成させたものには大変満足しています。あれこれペーパークラフトの車両を乗せると表情が変わるんですよね。これは楽しい。
よかったら皆さんも是非、チャレンジしてみてくださいね。
かかった費用と時間
今回使ったもの
- マット紙1枚……2円
- インク代…2円(エコタンクプリンタ使用)
- 草パウダー…100円(のうち0.5%くらい使用)
- 乾燥コケ…100円(のうち1%くらい使用)
制作時間
5分
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