令和2年7月豪雨により被災したくま川鉄道の復旧に対する支援について
「令和2年7月豪雨」により、くま川鉄道では橋りょうの流失や多数の盛土流出など、非常に大きな被害を受け、全線で運転を見合わせているところです。今般、熊本県及び関係10市町村で構成するくま川鉄道再生協議会において、同社の鉄道施設に係る上下分離方式※の導入を含む復旧方針がとりまとまったこと等を踏まえて、「特定大規模災害等鉄道施設災害復旧事業費補助金」による支援を行うことといたしましたので、お知らせします。
国土交通省|https://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo07_hh_000197.html
これは地方ローカル線においていいニュース、前例の一つになるんではないでしょうか。
簡単に言いますと
・自治体による協議会で「くま川鉄道」の上下分離方式での復旧方針が示された
・これにより復旧費用の負担割合が国50%、地方50%の支援が決定、くま川鉄道側の負担額はなくなった
ということになります。
インフラの再整備という、特に鉄道事業者にとっては非常に重い負担がのしかかる災害復旧事業ではありますが、こうやって国や行政による全面的な支援策が決まったのはまさに朗報ではないでしょうか。
もちろん、くま川鉄道が地域の交通事業として必要不可欠であった、という点が大きいわけではありますが。
くま川鉄道といえば田園シンフォニー…だけでなく。
くま川鉄道といえば、田園シンフォニーといったカラフルな観光列車が特徴的です。でも旧塗装の「キジ馬」が描かれた気動車もなかなかの魅力があります。
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