ペパクラ作例 ドイツ国防軍 80cm列車砲「ドーラ」

※この記事は旧サイトで2018年に公開した記事です

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ドイツ国防軍 80cm列車砲

軍事関係を知らなくても「ドーラ列車砲」の名前を聴いたことある人は多いのではないでしょうか。SFに出てきそうな巨大な大砲で、しかも列車として牽引されての”多少”の移動も可能であったとか。

口径は80cm。最大7トンの砲弾を38km先に飛ばすことが可能であったとされています。その超火力はゲームやアニメでも題材にされることが多々あり、そういった意味では有名かもしれませんね。

 

全長42cm。展開図枚数は9枚に及びますが、パーツ点数は少なくしてあるので組み立て自体は比較的に容易です。

1番機が「シュベーレ・グスタフ」、2番機が「ドーラ」と命名されました。両者の違いがあるかは不明。一応、1番機の観覧式の写真が現存していますが、この後の改修などでマーキングがどんどん追加された可能性もありますので詳細は不明。一応、「ドーラ」ということで展開図を作成しています。

 

同じく前回作ったレオポルド列車砲との並び。単線と複線の違いだけでなく、砲自体の大きさも全く異なるのでここまで雰囲気が違います。

20m級車両ということで最近作ったばかりの四季島に並んでもらいました。

 

構想や資料集めに3ヶ月、展開図作成に1ヶ月、組み立て調整を繰り返してようやくカタチになったドーラ列車砲です。組み立ても調整して3時間くらいで出来るように簡略化してあります。

牽引する機関車は諸説あるようですがV288型機関車が使用されていたとか。こちらも別に作成済みです。

 

※設計に手間と時間がかなり掛かっていること、そして運営費捻出の必要があるためにこちらの展開図は有償配布を予定しております。

ドイツ国防軍 80cm列車砲「ドーラ」

前回作成した列車砲を作りやすく、また細かい部分を修正したバージョンになります(写真右側が)。
2番機…ということはさしずめこっちが「ドーラ」ということになるのかも。

 

後ろから。いろいろ改良しています。

エレベータ部分を「抜き」にしてみましたが切り抜きが非常に厳しくなるので公開版ではやめておきます。また手すりも作りましたが幅1mmの切り出しが必要ということで4本目でダウン…。

史実では後ろに砲弾を搭載した貨車が連結されており、エレベータを使って引き上げた後に専用台車を使って砲身横に運搬するというシステムだったようですね。

 

10/30 ドーラ列車砲の販売を開始しました

先日にお伝えしておりましたドーラ列車砲の販売を開始いたしました。価格は本日時点で550円と設定いたしております。用紙代・インク代のカンパとして購入していただければ大変助かります。

 

もし反響が大きければ今後、1/70サイズといった大型モデルの着工も構想に入っております。よろしくお願いいたします。

 

 

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