旧ドイツ軍の80cm列車砲「ドーラ」を作ってみた

軍事関係を知らなくても「ドーラ列車砲」の名前を聴いたことある人は多いのではないでしょうか。SFに出てきそうな巨大な大砲で、しかも列車として牽引されての”多少”の移動も可能であったとか。

口径は80cm。最大7トンの砲弾を38km先に飛ばすことが可能であったとされています。その超火力はゲームやアニメでも題材にされることが多々あり、そういった意味では有名かもしれませんね。

 

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ペーパークラフトで作ってみた

というわけでこちらをペーパークラフトで作ってみました。

製作難易度:★★★+

全長42cm。展開図枚数は9枚に及びますが、パーツ点数は少なくしてあるので組み立て自体は比較的に容易です。

1番機が「シュベーレ・グスタフ」、2番機が「ドーラ」と命名されました。
両者にどのような違いがあるかは不明。軍事機密でしたし、なにより現存してませんしね。
一応、1番機の観覧式の写真が現存していますが、この後の改修などでマーキングがどんどん追加された可能性もありますので詳細は不明。
今回は2番機の「ドーラ」ということで展開図を作成しています。

同じく前回作ったレオポルド列車砲との並び。単線と複線の違いだけでなく、砲自体の大きさも全く異なるのでここまで雰囲気が違います。

 

20m級車両ということで四季島に並んでもらいました。四季島もかなり大きな車両なんですけれども、並べてみると驚くほど小さく見えます。

 

製作期間は3ヶ月

構想や資料集めから始まり展開図の作成と組み立て調整。それらを繰り返してようやくカタチになったドーラ列車砲です。
牽引する機関車は諸説あるようですがV288型機関車が使用されていたとか。こちらも別に作成済みです。

なお展開図の配布は未定です。

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