【鉄道ニュース】総合車両製作所、環境性能が高い新型の輸送用けん引車を使用開始[2023年5月15日]

株式会社総合車両製作所は、リチウムイオンバッテリーを採用した新型けん引車を2台導入し、既存のけん引車を置き換え、車両輸送時の脱炭素化を図ることを発表しました。新型けん引車は、大容量のリチウムイオンバッテリーを動力源とし、電気運転によってエンジンの排気煙や騒音の解消を図り、環境にやさしいものとして、ECOMOと名付けられました。これは「ゼロカーボン・チャレンジ2050」に向けた一歩となります。

株式会社総合車両製作所ではこの度、既存のけん引車の置き換えと車両輸送時の脱炭素化を図るため、リチウムイオンバッテリーを採用した新型けん引車を 2 両導入しました。
当社で新造した車両の多くは、京急線神武寺駅付近（JR 貨物との受け渡し地点）まで当社のけん引車で輸送し、出荷しています。けん引車は、これまでディーゼル車や電車を用いてきましたが、
いずれも経年約 50 年に達しており、最新鋭のけん引車（北陸重機工業株式会社製）を開発導入することにしたものです。
新型けん引車は、脱炭素化を目指して電気自動車と同様に大容量のリチウムイオンバッテリーを動力源とし、電気運転によってエンジンの排気煙や騒音の解消を図る環境にやさしいものとして、
ECOMO（Ecological-Mobility の略）と名付けました。車両輸送時の脱炭素化は JR 東日本グループの一員として、「ゼロカーボン・チャレンジ 2050」に向けた一歩となります。

詳細はこちらから（プレスリリース・お知らせ）

相性はECOMO

総合車両製作所　車両輸送用牽引車　「ECOMO」　1号機

新型けん引車は、ECOMOと名付けられ、電気運転によってエンジンの排気煙や騒音を解消する環境にやさしいものとなっています。
私としても脱炭素化の取り組みには賛成で、今後もこのような取り組みを続けてほしいものですね。
余談ですがECOMO。その名前からてっきり医療機器のECMOと似てるので「エッ」と思っちゃいましたが……。

※ぺぱるねっとが個人的趣味で作成しているイラストとペーパークラフトになります。公式とはなんら関係がありません。