JR東海は、315系4両編成の列車にカメラを設置し、ホーム上の安全確認と乗客の接近を自動的に検知する技術を試験的に導入することを発表しました。
車両側面にカメラを設置した315系の営業運転開始
及び画像認識技術の検証について
当社では現在、車両側面にカメラを設置した315系4両編成で試験運転を行い、ホー
ム上の安全確認の検証及びお客様の接近等を検知する画像認識技術活用の検討を進めてい
ます。
このたび、上記の車両を関西本線の一部列車に投入し、営業列車で画像認識技術の確立
に向けた検証を行うこととしましたので、お知らせします。
安全性を確保した新型車両
JR東海 315系
JR東海は、車両側面にカメラを設置した315系4両編成の営業運転を開始し、画像認識技術の検証を行うと発表しました。この新型列車は、ホーム上の安全確認と乗客の接近を自動的に検知するための技術を試験的に導入しています。
2023年1月から試験運転が行われ、列車に接近する人物を画像認識技術により自動的に検知し、運転士に通知する技術の検証が進められてきました。これにより、運転士はモニター映像を通じてホーム上の安全確認を行うことができます。
今後、この車両は関西本線の名古屋駅~亀山駅間で運行され、営業列車での画像認識技術の確立に向けた検証が行われます。営業運転の開始日は2023年6月1日とされています。
また、JR東海は、この技術を活用して、3両以上の編成でもワンマン運転を導入する方針を明らかにしました。なお、本検証で用いる画像は、特定の個人を識別するものではなく、お客様の接近等を検知する画像認識技術の確立に向けた検証を行うために撮影されるとのことです。
コメント