2021年に廃線となった秋田臨海鉄道が解散したとの発表がありました。
このたび、当社グループの秋田臨海鉄道株式会社(持ち分法適用会社)が解散しましたのでお知らせします。
1.会社概要
所在地 秋田県秋田市土崎港西一丁目12番6号
設立 1970年4月21日
代表者 代表取締役社長 佐渡 嗣
資本金 100百万円
株主 日本貨物鉄道株式会社 38.23%
秋田県 36.22%
他7社 25.55%
従業員数 1名(2023年4月末)
2.経緯
2021年4月1日 鉄道事業廃止
2023年4月末日 原状回復工事を終了
2023年5月22日 同社株主総会にて会社解散を決議
秋田臨海鉄道
秋田臨海鉄道 DD56形562
秋田臨海鉄道といえば、奥羽本線貨物支線の秋田港駅から分かれる専用線を運営していた臨海鉄道です。
国鉄型ディーゼル機関車が活躍するとして鉄道ファンにも人気だったんですが、やはりトラク輸送への切り替えや時代の変化により事業継続が難しいとのことで2021年に廃線となっていました。
今回の発表で会社としては解散。清算手続きに入りますので会社としての存在は無くなってしまったということになります。
なお、路線なども昨年より撤去が進んでおり、また土地は県へ変換されることからも、鉄道路線としての姿が見られるのもあまり長くはなさそうです。
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