のと鉄道に新型の気動車が導入される予定であるというニュースがあったのは皆さんご存知でしょうか。
6月には「鉄道事業再構築実施計画の認定を受けたことで、普通列車用車両をディーゼルエンジン発電式の電気式気動車へ更新する」というニュースがありました。
2026年度から2029年度にかけての導入が予定されており、従来よりも輸送力の増強が期待されています。
で、その車両が!デザインが!投票により決まるそうで。8月1日より投票開始であることがSNSでの投稿で明らかになりました。
この記事を書いてる7月31日時点ではすでに投票できる状態でした。
(さっき見たらフォームが閉じれられていたので、たぶんフライングで投票した分は仕切り直りになったはず)
導入計画のおさらい
と、ここで新型車両についての「おさらい」です。ザックリと書きますと以下の通り。
- 2025年6月24日、北陸信越運輸局はのと鉄道の「鉄道事業再構築実施計画」を認定しました。
- 対象路線は七尾線で計画期間は2025年7月1日~2035年3月31日までの「10年間」
- 総事業費は約73億3,900万円、車両更新等がその大半で約65億5,200万円
- 自治体負担を軽減するため、社会資本整備総合交付金などを活用。
事業総額としてはかなりの規模になるようです。
気になる車両については「電気式気動車」、つまりディーゼルエンジンで発電し、モーターで走行する方式になります。
従来のような複雑な変速機を省略できるため、メンテナンス性が良いという利点があります。
詳細はこちらにて
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/content/000352795.pdf
新型車両のデザインは?
気になるデザインですが、公式の投票フォームによれば4種類から選出となります。

デザイン案A
能登の里山と里海、朱鷺をイメージしたデザイン。
公式では反対側面の画像もあり、緑のカーテンといった感じ。

個人的にはおそらく一番人気が出そうだなーと思いました。
デザイン案B
地と海の調和をイメージしたものだそうです。
拡大すると布地のようなテクスチャになっており、なんともお洒落。

遠くで見るのと近くで見るのとでは印象が変わりそうで、これまた面白いなと思います。
デザイン案C
朱鷺が人々の思いと未来を乗せて飛ぶデザインだとのこと。柔らかな色彩がこれまた良いですよね。

たぶん実車はもっと朱鷺をイメージした鮮やかな色になるはずです。
ちなみに「トキ色」といえば思い出すのがE4系。ピンク色の帯が非常にきれいな新幹線でした。

デザイン案Cも実際に登場するとなれば、鮮やかなピンク色の(桜色とはまた違う雰囲気の)帯で美しい車両になるかもしれません。
デザイン案D
桜色と建具模様を取り入れたデザイン。模様は「田鶴浜建具組子風紋様」となっているそうです。

切子模様だと思ってたら建具模様だったんですね。我ながら教養不足でお恥ずかしい…
ペパるネットとしては一番下の桜色のが結構好きだったりします。遠くから見れば桜色の帯。近くで見れば繊細な建具模様とか。
投票は8月1日から。皆さんも是非。



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