4月12日はパンの日
今日、4月12日はパンの日とされています。由来は江戸時代(1842年4月12日)に江川太郎左衛門という人が日本で初めてパンを作ったことから。
ただし作られたのは一般向けの主食としてではなく、長持ちして携行しやすい軍隊向けの保存食(「兵糧パン」と呼ばれる)でした。いわゆる乾パンというものに近かったようです。
鉄道でもパンがあるよ
いろいろな理由(転属先で編成を分割とか)で中間車だけが余った場合。
既存の車体を活かしたまま運転台をつける「先頭車化改造」が行われることが多々あります。
その中でも中間車そのままの見た目で改造されたものを、鉄道ファンの間では親しみを込めて「食パン」と呼ばれています。
あとパンタグラフを略して「パン」ということも多いようです。前パン・後パン(パンタグラフが前後どちらにあるか)とか、串パン(撮り鉄用語でパンタグラフと背景の架線が重なること)という言葉も合ったりします。
あとは非常に勝手で主観ですけれども、長距離移動する、もしくは現場で長時間待機する事が多い鉄道ファンは菓子パンを非常食代わりに携帯している方が多いというイメージがあります。
そんなこんなで鉄道とパンは馴染みが深いという……まぁ、こじつけではありますけれども。
以下は食パンにまつわる鉄道(のペーパークラフト)をまとめてみました。
食パン電車いろいろ
元祖「食パン」 419系
JR西日本 113系 先頭車化改造 和歌山単色
見た目が103系電車っぽいですが113系の改造車。
JR西日本 115系 先頭車改造車 中国地域色
平らな顔族(出典:テルマエロマエ)というか、四角くなった115系電車。
平壌地下鉄 DK4形 先頭改造車(Pyongyang metro DK4)
ちなみに先頭車化改造は日本だけではなく海外でも行われています。
当サイトでペーパークラフト化した中では北朝鮮の平壌地下鉄の電車とか。
まだまだ使える部分を有効活用するという点ではこういった先頭車化改造は非常に有効です。
もちろん改造コスト、制御方法や強度面等の理由で必ずしも全ての鉄道車両で行えるわけではありませんけれども。
どことなく可愛らしくて愛嬌のある「食パン電車」。実車を見に行ったり、または当サイトのペーパークラフトでぜひぜひ、揃えてみてくださいね。
鉄道 今日の出来事
1905年4月12日:阪神電気鉄道 開業
1924年4月12日:九州鉄道の福岡駅開業
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