最先端技術の塊
常に鉄道技術の最先端をひた走る新幹線車両。特にN700系は頻回なマイナーチェンジを行うことで中身は常に進化している新幹線なのではないでしょうか。
1/72スケール JR N700系 新幹線
1/72サイズの大型モデルになります。全長36㎝くらい。フル新幹線規格ですのでかなり大きな車両になります。
非常に有機的なデザインで平面的な部分がほとんどなく、その複雑すぎる形状をどうペーパークラフトで再現するかが最難関でした。
こうやって腕の上に置くとその大きさが際立ちますね。
まだ改善の余地はありますがひとまずは2パーツ構造にしています。細かい描き込みの部分は少しずつ調整していくつもりです。
後ろから。内部にボール紙の短冊を貼って補強してあります。何しろ全長36cmという大型ペーパークラフトですので柔らかい紙、薄い紙では簡単に曲がってしまいます。
先頭部の複雑さ以外は台車ぐらいとシンプルなパーツ割です。台車を別パーツにすることで立体的な効果を生んでいます。
スラブ軌道にて。
鉄道ペーパークラフトを作っていますと、新幹線の形状ってどんどんと複雑になっていくなぁ…と実感できます。
ちなみに試作の一部です。
アナログ的な手法――3DCGではなく紙と鉛筆や2次元的な下書きから設計していくため、このように車両によってはたくさんの試作品が出来上がることがあります。もちろん一発で形状が決まることもありますが。
今回のN700系。1/120スケールで公開しているものの手直しだけで済ますつもりだったのですが大変苦労しました。
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