豪華列車ブームで鉄路活性化を
今まで鉄道といえば「早く正確に遠くまで」を目的に作られ、また運用されてきました。特に時刻については他国の追随を許さぬほど性格とされ、誤差1分以内が「当たり前」とされる高度な列車運行システムは日本の誇る技術の一つです。
と同時にかつての鉄道に乗る意味であった「旅」を目的とした列車も多数登場するようになりました。通勤通学といった移動手段ではなく旅を楽しめるように…というのは各社とも工夫とアイデアによる競争合戦となっています。
もちろん単純な話でないのは百も承知ですが、こうやって列車の旅が注目を集め、利用者が増えていくのであれば一人の鉄道ファンとしてもうれしい限りです。
1/72スケール JR東日本 E001形 「TRAIN SUITE 四季島」
JR東日本が打ち出した上野発の周遊列車が四季島です。ニュースで大きく取り上げられたので知っている人は多いはず。豪華列車といえば今はななつ星in九州が思い浮かびますが、それとはまた違う趣があります。
1/72サイズの大型モデルになります。全長29㎝くらい。
大きなガラスを使った展望車両が特徴ですね。紙に印刷するという関係でどうしてもガラスのツヤが再現できません…。光沢紙を使えばまた違うのかも?
直線的なペーパークラフトですので使ったのは0.2mmのコクヨ・クラフト用紙。カッチリ作るには最適な用紙です。
両面とも大きな展望ガラスが特徴です。残念ながら実車には乗ったことがないのですが、メディア報道(による360度展望)を見る限りは風景の中を滑っていくように感じられます。
構造自体は簡単できるよう作りましたので短時間で作成可能です。
そうそう、1/72スケールと1/120スケールの違い。ここまでサイズが変わります。迫力が全く違いますよね。
一方、編成で飾る、たくさん作って情景を作るという楽しみは1/72スケールでは大きすぎて現実的ではありません。どちらも一長一短ということで当サイトでは並行して製作を続けています。
白背景だとやや色飛びしてしまいますが、線路台紙に置くととても映えます。
宝くじが当たったら乗ってみたい…というくらいに豪華な列車ではありますが、もちろんその値段に見合うだけの素晴らしい旅の体験が出来るそうです。いつか見てみたい、乗ってみたいものですね。
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