「新幹線」の代名詞
0系新幹線といえば国鉄が開発した新世代の超特急のことで、当時としては世界初となる200km/h超での営業運転を実現するなど画期的な電車でした。
そのインパクトは絶大だったようで、開業セレモニーではあふれんばかりの人が押し寄せたとか。今でも新幹線といえば0系というイメージが色濃く残っています。
1/72スケール 国鉄 0系 新幹線 「ひかり」
1/72サイズの大型モデルになります。全長33㎝くらい。
流線形ですので細くみえるのですが、新幹線規格の車両ですので実は結構大きいのです。全長約25m、幅は3.4m。一般的な20m級電車より一回り大きいんですね。
手に乗せたところ。丸いデザインですのでなかなかボリューム感があります。
製作するうえでもっとも大変なのがこの特徴的な「団子鼻」ではないでしょうか。半円形というペーパークラフトでは最も苦手な形状であり、できれば組み立てからは除外したい…。でももちろん省略するわけにはいかず……。
ということで別パーツで用意し、円錐状にしたり裏面から指で押し出してドーム状にしたりと工夫して作っていただくことにしました。写真は切れ込みを1本入れて円錐状にして作っています。
難しいのがもう一つ、このパンタグラフです。非常に細いので無理に切り出す必要はありません。もしくはいっそ省略しても大丈夫でしょう。
スラブ軌道で。デザインの丸みもあって本当に大きく感じます。
こんな大きな車体、それも16両という長大な編成で時速200km/hの営業運転を行う……その走る姿は本当に衝撃だったのでしょうね。
紙についてはマット紙であれば何でも大丈夫かと思います。0.12mmくらいの用紙で印刷して、糊付け後に裏側から指で押して丸みをつけるように”カタチ”を作ると格好良くなります。
2021/11/23追記
展開図をリニューアルしました。車体の大きさを調整しています。
乾電池とペーパークラフトの大きさを比べてみてくださいね。
ちなみに同スケールのキハ40系と。
新幹線がいかに大きいか分かりますでしょうか。
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