【鉄道ニュース】京成電鉄、2023年度 鉄道事業設備投資計画を発表……3100形の増備や新3200形の開発も [2023年5月18日]

京成電鉄は、2023年度に総額193億円の設備投資を実施し、鉄道施設の強靱化や輸送障害時の対応力強化、駅施設のリニューアルやバリアフリー化、環境負荷の低減など、安全・快適な利用環境を提供する取り組みを行うと発表しました。特に鉄道ファンの間では「新型車両の導入」について大きな注目が集まっています。

京成電鉄(本社:千葉県市川市、社長:小林 敏也)では、2023年度、鉄道事業で総額193億円の設備投資を実施します。
お客様により安全・快適にご利用いただけるよう、鉄道施設の強靱化や、輸送障害等異常時における対応力強化、
計画的な施設更新などの安全対策を強化し、駅施設の
リニューアルやバリアフリー化工事、環境負荷の低減など、日々の暮らしに寄り添う、人と環境に優しい取り組みを実施します。
本件の詳細は、次頁の通りです。

<概要>
(1)安全・安心
 ホームドアの設置や防犯カメラの新設など、駅・車内における安全対策を進めます。
 押上線 葛飾区内(四ツ木駅~青砥駅間)の連続立体交差事業や、京成本線荒川橋梁架替工事を進めます。
 駅舎・高架橋柱の耐震補強工事や法面補強工事を進めます。
 宗吾変電所の設備機器や宗吾参道駅の連動装置など、鉄道施設の更新・改良を進めます。
(2)日々の暮らし
 駅施設のリニューアルおよびバリアフリー化を進めます。
 更なる環境負荷の低減を図るため、駅・車内照明のLED化を進めます。
 3100形の新造車両(8 両 1 編成)を代替導入します。
 編成車両数が変更できる新形式車両(3200形)の設計を進めます。
 定期券 Web 予約システムを導入します。

詳細はこちらから(プレスリリース・お知らせ)

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編成両数を変更可能な3200形

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京成電鉄 3200形

電車って基本的には複数車両で1ユニットという組み合わせになっていますので、昔の客車のように自由に組み替えは出来ないものなんですよね。
でも、かといってずっと長大な編成のまま……では空気輸送と言われるようなムダが生じてしまうわけで。
需要や予測に応じて柔軟に4両から組成できるようになれば、省エネ・環境負荷という点でもメリットは大きくなります。
近年ではコロナ禍という、今まで無かったような大きな輸送量の変動があったばかりですし。
登場するのはもう少し後のようですので、どんな素敵な車両が出来上がるのか楽しみに待ちましょう。

※ぺぱるねっとが個人的趣味で作成しているイラストとペーパークラフトになります。公式とはなんら関係がありません。

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