まさに地方ローカル線の代名詞の一つとも言える弘南鉄道。そのうち大鰐線(おおわにせん)が事実上の廃止となるニュースが報じられました。

メディアによっては【休止】【廃止】と2つの言葉が使われていますが、おそらくは事実上の廃線であることはほぼ間違いないようです。27年度までになにか劇的な逆転ホームランが起きない限りは、ということなんでしょうけれども。
ちなみにメディアの見出しは以下の通り。
大鰐線「廃止」「廃線」と報じたメディア
東奥日報:弘南鉄道大鰐線廃線へ/27年度末で運行休止
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読売:大鰐線27年度末廃止へ 弘南鉄道 「経営改善見通し立たず」

大鰐線27年度末廃止へ 弘南鉄道 「経営改善見通し立たず」
【読売新聞】弘南鉄道は27日、弘前市役所で開かれた「弘前圏域定住自立圏公共交通維持活性化市町村長会議」で、大鰐線(中央弘前―大鰐、13・9キロ)を2027年度末(28年3月末)で廃止を前提に運行を休止する考えを示した。弘南鉄道は、少
産経:青森の弘南鉄道大鰐線、27年度末で廃線へ 利用者、ピーク時の10分の1以下に減少

青森の弘南鉄道大鰐線、27年度末で廃線へ 利用者、ピーク時の10分の1以下に減少
青森県の弘南鉄道は27日、赤字が続く大鰐線(大鰐―中央弘前、13・9キロ)を2027年度末で全線休止し、事実上廃線とする方針だと沿線自治体との会合で明らかにし…
TBS:【詳報】「運行継続は難しい…」弘南鉄道大鰐線が2027年度末で休止 赤字解消できず地域交通の今後に不安 青森県

【詳報】「運行継続は難しい…」弘南鉄道大鰐線が2027年度末で休止 赤字解消できず地域交通の今後に不安 青森県(2024年11月27日掲載)|日テレNEWS NNN
日本テレビのニュースサイト「日テレNEWS NNN」は政治、経済、国際、社会、スポーツ、カルチャー・エンタメ・芸能、ライフなど、ニュース速報のほか天気、地震、津波、台風など防災・気象情報を配信しています。
大鰐線「休止」と報じたメディア
NHK:弘南鉄道 大鰐線の運行休止意向を表明 周辺の全自治体が合意
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20241127/6080024178.html
朝日:弘南鉄道大鰐線、2027年度末で休止 利用者減、収支改善望めず

弘南鉄道大鰐線、2027年度末で休止 利用者減、収支改善望めず:朝日新聞
弘南鉄道(青森県平川市)は27日、大鰐線(大鰐~中央弘前)を2027年度末で休止する意向を示した。弘南鉄道と弘南圏域8市町村長との協議会で表明した。利用者が減少していて、収支改善が望めないため、決断…
TBS:【速報】弘南鉄道・大鰐線 2027年度末に運行休止の意向「運行継続は難しい」「休止という形で進めていきたい」 青森県【青森県・宮下宗一郎知事のコメント全文あり】

【速報】弘南鉄道・大鰐線 2027年度末に運行休止の意向「運行継続は難しい」「休止という形で進めていきたい」 青森県【青森県・宮下宗一郎知事のコメント全文あり】 | 青森のニュース│ATV NEWS│青森テレビ (1ページ)
弘南鉄道の維持と活性化を話し合う弘前圏域8市町村長の協議会の終了後に、弘南鉄道側は「大鰐線の運行継続は難しいということで、休止という形で進めていきたい」と述べました。休止する時期は2027年度末としたい… (1ページ)
日テレ:【速報】弘南鉄道大鰐線 2027年度末で運行休止

【速報】弘南鉄道大鰐線 2027年度末で運行休止(2024年11月27日掲載)|青森放送NEWS NNN
日本テレビのニュースサイト「日テレNEWS NNN」は政治、経済、国際、社会、スポーツ、カルチャー・エンタメ・芸能、ライフなど、ニュース速報のほか天気、地震、津波、台風など防災・気象情報を配信しています。
時事通信:弘南鉄道、大鰐線の運行休止へ=マイカー普及で利用者減―青森
時事通信ニュース
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ちなみに弘南鉄道公式ではまだ発信はなし(2024/11/28時点)。
弘南鉄道株式会社 | 歴史と共に津軽路走る弘南鉄道 ~ 弘南線(弘前-黒石)・大鰐線(大鰐-中央弘前)
歴史と共に津軽路走る弘南鉄道 ~ 弘南線(弘前-黒石)・大鰐線(大鰐-中央弘前)
バス転換についてはもちろん想定していたようですが
ちなみに青森朝日放送のニュースでは9月にこんな話題も。
弘南鉄道大鰐線存続で弘前市長と大鰐町長一致 中長期計画を9月中に出すよう求める
https://www.aba-net.com/news/news-124724.html
バス転換する場合はバス運転手6人の雇用が必要であるとのこと。
ただ昨今の人手不足、とくに運転手不足の社会事情を鑑みるにいきなり6人増員はなかなか厳しいのではないかな、と。
「休止」なのはバス運転士の手配も難しく、もしかすると鉄路維持のほうが負担が少ないという判断もまだ残されているということかもしれませんね。



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