西武40000系、新造車に抗菌・抗ウイルス仕様の座席シート導入。コロナ対策のため

画像：西武鉄道

西武鉄道株式会社では、お客さまにより安全に、安心して鉄道をご利用いただくため、現在増備を進めている新型通勤車両 40000 系新造車の座席シートに抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「CLEANSE®/クレンゼ®」を導入します。当社では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、空調・換気装置および窓開けによる車内換気や全車両の定期的な車内の消毒、抗菌・抗ウイルス加工を実施していますが、さらなる対策として、抗菌・抗ウイルス加工を施した座席シートを４００００系新造車に導入します。

公式｜お知らせより
https://www.seiburailway.jp/news/news-release/2021/20210928_40000seat.pdf

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昨今の事情から車両側にウィルス対策を行っていくという動きが加速しています。座席も使用後はすぐに消毒ができればいいのですが、運行中の車両ではなかなか難しいものです。その点ではこうやって座席自体に抗菌・抗ウィルス加工をするのであれば感染予防や省力化という点でもメリットは大きいはず。

そうそう、新型コロナ報道に押されてあまり取り扱いがありませんが、インフルエンザやノロウィルスなども接触感染に気をつけねばならない感染症です。もちろんそれ以外にもたくさん。
特にこれからのシーズンは食中毒が増える時期でもありますので、こういったハード面での感染対策が行われるというのは乗客としても心強いものですね。