小田急新型ロマンスカー「80000形」発表!2029年登場予定

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小田急新型ロマンスカー「80000形」について

驚いた人が多かったのでは

つい昨日に発表された「新型ロマンスカー」のコンセプトデザインや概要。驚いた人が多かったのではないでしょうか。私もその一人。
VSEが引退してその後継がどうなるのかを含め、なかなか情報が出なかったことを含めてヤキモキしていた鉄道ファンは多かったのではないでしょうか。

で、そんな80000形。登場は2029年3月予定。
50000形「VSE」の後継、および30000形「EXE」の代替車両として位置付けられています。7両編成のボギー車で、箱根登山線への乗入が可能な仕様となっています。

公式情報:2029年3月就役予定の新型ロマンスカー
車両開発コンセプト「きらめき走れ、ロマンスカー」に決定!
~展望席を設置し、淡い水色の車体に!今後は、詳細設計を進めます~ 

 

開発コンセプトは?

プレスリリースによれば開発コンセプトは「きらめき走れ、ロマンスカー」です。
陽に照らされた水面がきらめくように、乗るたびに人々の心を動かす「きらめき」の瞬間を生み出し、それを波紋のように世代を超えて多くの人々に広げていけるような存在を目指す……とのこと。

確かに車両側面の帯は、従来のような「オレンジのはっきりしたライン」ではなく、水の波紋っぽいゆらめきのようなデザインとなっていますよね。

 車体カラーは「淡い水色」を基調とし、シーンによって見え方や感じ方が変わるという塗料が使用されるようです。MSEの青色とはまた雰囲気が異なりそうです。

50000形MSE

80000形 新ロマンスカー

ロマンスカーの伝統を継承するため、車両連結部には「バーミリオンオレンジ」をアクセントとして配置するようですが、今回のコンセプト画像でははっきりと視認できませんでした。

車体形状はロマンスカーの代名詞である展望席は健在。
先頭部に設置し、展望席とその上の運転席を水の雫をイメージした大型の曲面ガラスで一体的に包むデザインになります。このあたりはVSEっぽさがありますよね。

車内設計

車内には用途や気分により選択できる複数の座席種別を用意し、沿線の自然豊かな風景を美しく切り取る大型の窓を設置する計画だそうです。

プレスリリース画像にあった、このあたりの大きな円形窓?がどうなるのか楽しみです。

 

で、更に大きな情報「VSEの保存」

アイキャッチ画像

で、むしろ鉄道ファンが喜んだのはこちらの情報、「2023年12月まで運行していた50000形VSE、2026年3月下旬からロマンスカーミュージアムで展示予定」というもの。
引退したあとの処遇はさっぱり出てこなかったので「もしや解体!?」なんて不穏な噂もあったようですが、無事に保存されることが決まって一安心。再び白い車体を見ることができるようになるのであれば嬉しい限りですよね。

 

歴代ロマンスカーの一覧

ということで?歴代ロマンスカーの一覧。
ロマンスカー、「推し派」というか、それぞれ根強いファンがいるのも面白いところです。

小田急電鉄 1910系 「ロマンスカー」

アイキャッチ画像作例画像

1949年に製造されたクロスシートの特急車両です。ロマンスカーの名称はこの形式から付けられました。

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小田急電鉄 3000系「ロマンスカーSE」

アイキャッチ画像作例画像

1957年から1992年まで運行されていた小田急電鉄の特急電車(ロマンスカー)です。

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小田急電鉄 3100系 「ロマンスカーNSE」

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1963年から2000年まで運用されていたロマンスカーです。箱根方面への輸送力増強のために製造されました。愛称は「NSE」。

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小田急電鉄 7000系 「ロマンスカーLSE」 旧塗装

アイキャッチ画像作例画像

1987年から2012年まで運行されていた小田急電鉄の特急電車(ロマンスカー)です。

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小田急電鉄 7000系 「ロマンスカーLSE」

アイキャッチ画像作例画像

1987年から2012年まで運行されていた小田急電鉄の特急電車(ロマンスカー)です。

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小田急電鉄 10000系 「ロマンスカーHiSE」

アイキャッチ画像作例画像

1987年から2012年まで運行されていた小田急電鉄の特急電車(ロマンスカー)です。

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小田急電鉄 20000系 「ロマンスカーRSE」

アイキャッチ画像作例画像

1991年~2012年まで運用されていたロマンスカー(特急)です。JR東海へ乗り入れるため同一規格の車体とし、展望席や連接構造は廃止した20m級ボギー台車の車体となりました。

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小田急電鉄 30000系 「ロマンスカーEXE」

アイキャッチ画像作例画像

1996年に導入された小田急の特急型車両です。ビジネス利用を強く意識した車両となっています。

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小田急電鉄 30000系 「ロマンスカーEXEα」

アイキャッチ画像作例画像

1996年に導入された小田急の特急型車両です。ビジネス利用を強く意識した車両となっています。2017年にリニューアル工事が行われ、内外装や機器類などが更新、変化しました。

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小田急電鉄 50000系 「ロマンスカーVSE」

アイキャッチ画像作例画像

小田急電鉄の特急型電車です。連接車体による固定編成で、大きな前面展望を備えています。

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小田急電鉄 60000系 「ロマンスカーMSE」

アイキャッチ画像作例画像

2008年に登場した小田急電鉄の特急用車両です。多目的特(Multi Super Express)の略として「ロマンスカーMSE」と呼ばれています。東京メトロ千代田線に乗り入れる関係で日本初となる地下鉄の指定席特急となりました。また地下鉄でも明るいイメージになるように車体色はフェルメール・ブルーが採用されています。

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小田急電鉄 70000系 「ロマンスカーGSE」

アイキャッチ画像作例画像

2018年に導入された小田急の特急型車両です。ロマンスカーとしての優雅さをコンセプトに、またビジネス輸送にも考慮して座席コンセント等を設置するなど、車内環境は従来車に比べると大幅に向上しています。

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これらのロマンスカーの歴史に、新たに80000形が追加されるわけですね。期待しか有りませんよね。
ちなみに慣例ではでは「ロマンスカー○○○」という英語愛称がつけられるわけですが、新型についてはまだ公開されていません。こちらも公開が楽しみです。

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