すぐに握りつぶしてしまうのがオチだったりします。
でも安心してください!履いて……じゃなかった、ペパるネットのペーパークラフトは簡単に短時間で作ることが出来ます。さぁ、再生産するのです。
頑丈に作ろう
とまぁ、冗談はおいといて。やはり作ったからには長く遊んでもらいたいものですよね。制作に30分、寿命30秒だと悲しすぎます。
となればどうするべきか。子ども(怪獣)の好きなものは掴んだら離さない、比類なき握力に対応するにはどうすればいいか。
案1:硬めの紙で作る
一般に使用されるクラフト用紙は0.12mm~0.25mmくらい。
この辺はペパるネットが試作や作例で使用している用紙になります。結構厚め。
でも市販されている中にはもっと分厚い用紙があるんですよね。
それがこのクラス。印刷用と言うよりも工作用、梱包用台紙といったものになります。
この辺の厚みと固さですとプリンターに通すのも大変になりますので、別の用紙に印刷したものを貼り付けるといった具合に組み立てていきます。
なお、製作難易度は結構高め。直角に折るとバリッ!と破れるので裏面を削ったりとか色々と下準備が……
むしろ子どもが遊ぶため、というよりも公共の場で長期的に展示するような場合には向いているでしょうか。
硬い紙を使うことで「ヨレ」を多少なりとも防ぐことが出来ます。
案2:中身を詰める
とある方からのメールで頂いたアイデアを紹介します。
中に型紙を敷き詰めて補強、セロテープでコーティングして防水加工して大事に使っています
ナイスアイデアありがとうございます。
そう、潰されないように中身を詰める方法です。ともかく潰されないことを目標にしっかり詰め込みます。
詰め込むのはティッシュとか、折ったり丸めた不要な紙とかなんでも。
ティッシュが勿体ないなー、という場合は余ったペーパークラフトの予約の白紙部分を折りたたんだり丸めたり……
あるいはニ◯センとかヒ◯キとかの不要になった通販カタログを使ったりすると無駄がありませんよね。
どちらの方法でも中身をギッシリ詰めておけば潰れる心配はありませんからね。あと重量が増すことで安定性というか、ペーパークラフト遊ぶでよくありがちな「風や振動で倒れやすい」ということが減ります。
そして当たり前ですが詰物をしたペーパークラフトはむちゃくちゃ頑丈となります。ただ破れやすくもなるので以下の方法を含めて完璧に仕上げましょう。
案3:セロテープで巻く
これまた面白いアイデアです。例えば書籍や雑誌なんかの表紙は汚れや多少の水滴のかかりによる汚れを防止するためにビニールコーティングされています。いわゆるラミネート加工なんですが、これをセロテープでやっちゃおうというアイデアです。
ラミネートれた紙、ファミレスのメニュー表なんかがまさに身近な例ですけれども、濡れて破れたりしないんですよね。かなり丈夫になります。
家庭用なら安価とはいえ、ラミネートを行うには専用のフィルムや機械が必要となります。これまた便利なアイテム。お子さんがいる家庭では1個、ぜひ。
小学校になれば時間割表とか、トイレなどに貼る九九ポスターなど出番は無限大。
ただ、ラミネート加工した紙はペーパークラフトとしては大変に組み立てづらいんですよね。コシが強いのと、糊でくっつかなくなっちゃう。やや難易度が高くなりすぎます。
でも、出来上がりにセロテープを巻くのでしたら簡単に加工できますよね。いわゆる後付のラミネートフィルム加工と言えるでしょうか。テープを巻くだけなのでお子さんでも作業できますしね。
そしてテープの粘りが加わることで引張強度、つまり破けにくくなります。
また、慣れた人なら幅広の梱包用セロテープを使うのもアリです。広範囲を一気にカバーできちゃいます。
梱包だけでなく、例えばページが破れたり取れた絵本(借りたものはNGね)、尖ったものを入れて穴の空いた有料ゴミ袋の補修とか……出番はいっぱいあるので、1個買っとくと大変便利です。
いわゆるセロテープの上位種ですから。
こんな感じでできるだけ頑丈に、そして愛情を込めて作ればお子さんもきっと大事にしてくれるはずです。そして満面の笑みで、きっとこう言うはずです。
「もっと作って!!」
とはいえ、お子さんも力加減を覚えます
ちなみに我が家も作るたびに握りつぶされてたペーパークラフトですが。
だんだんと力加減を覚えて優しく扱うようになったんですよね。潰れないように掴んで、セロテープで連結させたりとか工作したりして。
最初は頑丈に作って、それとは別に壊れやすい状態も用意しておいて。そして構造の違いで重さや頑丈さん違いを知る。壊れやすいのであれば大切に扱うことを覚える。
これもまた一つの学びといえるのではないかと思ったりするんですよね。
手を動かして何かを作るのは本当に良い学びとなります……なんて書くと堅苦しいですが、ともかくは色々工夫して作って楽しんで遊びましょう。きっと良いことばかりです。お子さんにとっても、保護者の皆様にとっても。
コメント