JR東日本新潟支社は、羽越本線で運行している特急いなほで、列車アナウンス広告の実証実験を1か月間実施すると発表しました。広告効果やニーズを検証するとともに、地域の交流人口拡大やエリア内の消費喚起に寄与することが目指されています。
列車アナウンス広告
JR東日本 E653系 「いなほ」
実証実験は2023年8月1日(火)から8月31日(木)まで行われるそうで、実施区間は白新線・羽越本線の新潟駅から酒田駅間。対象となる列車は特急いなほの上り4号、8号、12号と下り1号、3号、7号です。新潟支社ではタブレットを列車運転台に搭載し、事前に設定した放送ポイントに接近するとGPS信号を感知して、音声広告が自動的に客室内に流れるというシステムを導入しています。企業のサウンドロゴ等も広告に挿入することが可能で、接触率が高い上に地域性のある広告を行えるという特長があります。電車内の中吊りやサイネージって、なんだかんだとずっと見たり読んだりしてしまいますもんね。地元密着形の観光広告が流れると考えればその効果は抜群に高そうな気がします。
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