【台風7号】JR西、南海は運転休止へ。※8/15(火)は大阪＜＞和歌山間で移動できなくなる可能性

2023年8月15日（火）、台風7号接近のため交通機関の運転停止が発表されています。

大阪南部～和歌山方面ではJR阪和線ふくめた在来線、南海電鉄、阪堺電車、水間鉄道が運転見合わせを発表。
国道26号線……は、過去の例で言えば通行止めとなることも予想され、まさに大阪と和歌山間の移動が困難となる可能性が出てきました。

JR西日本　近畿圏のほぼ全域で運転停止

JR西の発表より。
阪和線どころか近畿広域で鉄道が止まってしまいます。
大阪、和歌山、兵庫、京都、奈良、滋賀、三重のJR在来線は完全にストップ。大阪近県から大阪市内から関西空港や和歌山方面、また逆に和歌山から大阪へ向かう列車が動かないことになります。
大阪府内～和歌山市の区間なら、南海本線が生きていればワンチャンありですけれども……はたして。

関空連絡橋はもちろん停止となりますので関西空港は「海の孤島」となることが予想されます。

近畿エリア　運行情報：JR西日本列車運行情報

JR西日本の列車運行情報を提供しています。

（2023/8/13　19時発表）

南海電鉄　8/15（火）　南海本線・高野線も運休

（2023/8/14　13時発表）

~~運転休止かなーと思いましたが、南海本線・高野線ともに運転してくれるようです。もちろんダイヤは大幅に乱れることは予想されますが。~~

13時更新で本線も計画運休が決定とのこと。ということで和歌山・大阪の移動が激しく困難になることが決定いたしました。

／(^o^)＼ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ

一般に阪和線よりも風雨に強いと言われる南海本線でしたが、やはり直撃コースでは安全優先。英断だと思います。
過去に同じように紀伊半島を縦断・北上した台風21号では鉄道含めて大きな被害を受けましたしね。強風で制御不能となった大型船が、関空連絡橋に激突するという動画は皆さん覚えていらっしゃるはず。
我が家も屋根の一部が飛びました。

>>南海電鉄　お知らせ　台風7号

水間鉄道は運休

貝塚市の横断路線、水間鉄道も運休を発表しています。観光路線だけでなく住宅街への生活路線でもありますので、影響を受ける人はかなり多いのではないでしょうか。

【計画運休のお知らせ】

阪堺電車も運休

路面電車である阪堺電車については~~8/14の朝時点では台風や運休などのお知らせはまだありません~~

運休のお知らせが発表されました。始発から全線で運転見合わせということに・

市街地の路線ですので比較的に影響は軽微……と思いそうですが、大和川を越えると考えれば大雨による水位上昇が怖いところですしね。

阪堺電車　お知らせ

和歌山電鐵は計画運休は無し（8/14時点）

和歌山のローカル線、たま駅長で有名な和歌山電鐵。紀伊半島へ上陸地点によっては運休の可能性があります。

8/14の時点では計画運休の予定は無さそう。

台風七号の影響により、風雨が強まり規制値を超える可能性及び運行に支障が　　あると判断した場合、直ちに電車を運休とする場合があります。
なお、運行再開については、線路設備の点検の為、時間を要しますので、予めご了承ください。
運行状況については、ホームページでご案内しますので、確認をお願いします。

和歌山電鐵　公式サイト

紀州鉄道は計画運休の告知はなし（8/14時点）

和歌山といえばもう一つ。御坊市のキテツこと紀州鉄道も。

8/14時点では台風に関する発信はまだ無し。御坊市は地形的に山岳が多いのですが、日高川水系の耕作地は結構な低地なので水害の危険性が高かったり。

終点の西御坊駅が川に近い＆低地のため、浸水があれば運休となる可能性があります。

国道26号線も止まるかも？

ここからは地域が限られる話になります。いわゆる大阪和歌山の県境を超える人に向けたお話。

鉄道が駄目なら道路でと思いますけれども、過去の例で言えば国道26号、いわゆるバイパス線も過去の暴風雨の場合には大渋滞になったり、そもそも通行禁止となってしまう事がありました。

また淡輪～深日～孝子峠～和歌山イオンを通る道や、加太ルートも同様に通行止めになってしまう事も予想されます。特に裏道的に言われる加太ルート、思いっきり海岸線なので通行止めは確実というか思いっきり危ないので通らないほうが良いです。
（台風ではないですが暴風の時、ザッパンザッパンと高波が見える横を通ったことあり。ただただ怖かった）

あと加太と孝子峠の分岐点である深日駅前も低地になってて雨量によっては浸水、通行止めになることも多いです。
ここが止まると本当にどうしようもなくなっちゃいます。

そもそも車での移動も非常に危ないわけですので、できれば自宅や安全な場所で待機しておくほうが賢明かもしれませんね。