色画用紙を使ってペーパークラフトを楽しく簡単に撮る

ペーパークラフトの良さとして「安価で簡単に作れる」というものがあります。
ということで特にお子さんがいる場合はご家庭でたくさん作られることが多いと思われます。特に工作好きなお子さんでしたら鉄道事業が行えそうなくらいの本数が生産されることも。

紙ですのですぐにボロボロにはなってしまうわけですけれども、せっかくなので作ったものを記念としてスマホで撮っておくと後々の思い出になったりします。
しかも作るごとに上達していく様子が分かるんです。成長の記録としても。
(SNSの投稿写真にも使えますしね)

 

背景にこだわろう、簡単に

こういう小物や模型を撮るには、理想を言えば撮影ボックスを用意して照明を取り付けて……なんて思うのですが、何しろかさばって邪魔になるものですのでけっこう大変です。畳めるタイプだったとしても案外と面倒なものですし。
もちろん撮れる写真は小物がくっきり写る、キレイなものになりますけれども。

ただ何度も言いますが撮影ボックスって設置と収納が結構面倒なんですね。ですので私の場合は使用頻度が高いので出しっぱなしにしていますが。

 

ということで今回はすぐに取り出せて収納出来る、そして簡単に映える写真を撮れる小道具を紹介したいと思います。
それがこれ。

皆さんおなじみの色画用紙。何色かの画用紙が冊子になったもので500円くらいで販売されています。

 

使い方は簡単

使い方は簡単です。開いてモノを置いて撮るだけ。

紙にコシがありますので、後ろに何か立て掛けるものがあれば開いたままにできて便利です。
またシワになりにくいのですぐ使えるという利点も。

なお照明器具はデスクライトだけ。

 

早速撮ってみた

赤色というキツい色合いですけれども、逆に車両が浮き上がって見えるのでこれはこれでいい感じに。
また画用紙の繋ぎ目部分?もボヤけるので案外と気になりません。

 

オレンジ色に替えてみたところ。今度は温かみのある雰囲気となりました。

 

複数の色が綴じられた冊子という特徴を活かして色の異なるページを使った例。
無骨なディーゼル機関車ですけれども、なんだかオモチャっぽく見えてくるのが不思議です。

 

また背景としては定番の黒もいい感じになります。

 

除雪車ということで白背景に置いてみました。情景イメージとしては一面の銀世界に。
白の修正ペンを使って除雪車に「雪」を描くと雰囲気が更に出そうです。

 

注意:写真の明るさ調整を忘れずに

一つだけ注意点がありまして、スマホやデジカメには自動的に明るさを調整する機能があるんです。
例えば明るい場所では白く飛ばないように写真が暗くなるように、逆に暗い場所ではモノが見えるように明るくしてくれるというものなんですけれども……場合によっては意図しない写真になってしまうことも多々あります。

例えば調整無しで撮った場合がこちら。

白い背景。ですけども何だか薄暗く写ってしまいます。
せっかくの明るいイメージが台無しです。

 

逆に黒い背景は白く浮いたようになってしまいます。
黒の引き締まった感じにしたかったのにこれでは明るすぎます。

もちろん撮った写真で修正はできますけれども、できれば最初の段階で調整しておくと手間が少なくて済みます。

スマホなら調整は簡単

なお、調整は簡単でして、

カメラアプリの画面で上にスワイプすると明るく、下にスワイプすると暗くなります。一般的な操作のため、Androidでもiphoneでも操作は同じです。
デジカメの場合は

 

調整するとご覧の通り。白は白っぽく、黒は黒っぽく写るようになります。

 

デジカメも同様

デジカメの場合は露出補正という機能がありまして、まさに上のスマホのように写真の明るさを変えることができます。


こちらの詳細はまた別記事にいたしますが、考え方としてはスマホと同じ用に明るい背景なら+(プラス)へ、暗い背景なら-(マイナス)へ調整をするようにします。

 

簡単にきれいに取れるので是非

色画用紙を使うことで色々なバリエーションを撮るという楽しみ方が出来るようになります。しかも簡単に。

そして最大のメリットは設置も片付けもかんたんなこと。画用紙は閉じれば本棚にも入りますしね。
照明も事務机や学習机にあるものをそのまま使う、言い換えれば普段の机のスペースを一時的に曲がりして撮影スペースを設置できるのがこの色画用紙の利点と言えます。

 

またお子さんに写真を撮らせてあげることで、背景色の違いによって写真の雰囲気が大きく違って見えるということも学べます。
背景と同系色の鉄道を置いた場合は?反対色の場合はどうなるか?春夏秋冬をイメージすることは出来る?などなど。
試行錯誤しながら自分で作ったものを綺麗に撮れたとなれば、それは大きな成功体験となるはずです。

 

使わなくなった色画用紙は子供の工作でも、またアルバム用のスクラップブッキングやイベントの飾り付けでも色々使えます。
是非、試してみてくださいね。

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